畑の復興とこれからに向けてのその1

2023年1月19日

投稿するのが久ぶり過ぎな上、毎度「畑の復旧やら復興」の事などばかりで
いつになったらお野菜の効能とか、有益な情報を発信できるようになるやら …

「 菜園’S(サイエンス)」と言うよりはdyi工事ばかりで、ちっとも進捗がありません。

最近は、武漢ウィルスが流行って日本もこれから大変な事になりそうな予感ですが
中国の方に頼らないとやっていけない日本事情、また政府の対応が遅いとかの世論に

目を通しつつ、もし何かあった際には恐らくどうすることもできない予測をしていまして
「それこそもう遅い!」だよと、平和ボケしたお花畑さんらに「サヨウナラ」をした私は

せっせと畑の復興に向けて作業を続ける中二病鍼灸師の日常となります。 

にしても、そろそろ畑作業の経緯をまとめておかないと、先に進めませんで
現状までを振り返ったまとめ。
 

2019年。台風の大雨により壊滅状態となった畑でした。
あたり一帯が水没して文明が滅びるように水面の底へ消えた10月だった…

見に行くとどこに畑があるのかさえわからなかった。水深約1.8mも水没(笑

水没した畑

水が引いた後、惨状を目にして「神さまのバカ!」こんなに私メは頑張っているのに
訪れた災難を誰かのせいにしたくストレスを解消しつつ、やっぱり必要なのは

「メシヤ」より「飯(食材)や」!と、散らかりまくった物を拾い集める日々が暫く続いた。

散らかった資材を拾いながら、はるか彼方に「雨水タンク」を発見し
喜びもつかの間、500Lの水が入ったタンクが逆さま状態 …

独りでどうやってひっくり返し、水を抜いて運べるか?
気付けば変なスキルばかりが身に付いてきます。

更に追い討ちをかけられたのが、水没で故障した草刈り機など機材の修理代でした。
水没でほとんど収穫できるものもなく、外食ばかりで僕の免疫とお財布は一層低下するばかり。

流されてしまった資材

この頃は、身内の不幸も重なって愛別離苦から一事はもう開墾なんて止めようかと思った。

はや3年が経過か…。「石の上にも3年」と申しますが「まさか」の又一からの
スタートかと思うと気は滅入る。

リメイクと思えば前向きになれるものか?と、自問自答はつきませんが
どこかの記事で「人生はボートのようなものだ」と例えがあった。

ボートは背中の方に向かって進んでいきます。
通り過ぎた過去は見えますが、自分が今進んでいる未来は背中の方で見ることが出来ない。

過去(経験)をオールでかきながら、見えない未来(目標)に向かって後ろ向きに進んでいく。
川の流れ(時流)の中で、「 勘と経験と度胸 」を生かし、リスクを負いながら…

 
まさしく納得! 独りしみじみ噛み締めつつ、まさか畑が洪水で水没した場合
前もって備え「雨水タンクが浮いて流されない方法」を予測できた奴はまずイネー!と
 

新しい経験値を獲得し、これからは全方位にリスクがあると肝に銘じ、ボロ倉庫再建中に
「雨水タンク」の上部もガチガチに拘束してやりました。 ざまーみろ!

雨水タンクの上部も固定

また、「軽くて丈夫で撓る便利な竹」ですが、その軽さ故に流されまくりで
積んでおいた資材も組んで紐で結わいた構造物もほとんどが流されていて

その弱点が露呈したのであります。 

竹で作る落ち葉溜め

もう運んでくるのは二度とゴメンだ!(時間と体力の浪費)

洪水で流された竹資材

という訳で、竹の構造物などは針金で固定しておくする事にして
ボロ倉庫再建には物を一時的に置くという前提で

雨・日差しだけが凌げりゃ良いのだと、パイプフレームを廃材で補強し
外面は建設現場のネットという横着な佇まいの「ネオぼろ倉庫」。

ネオボロ倉庫

これで雨ざらしだった物がなかに仕舞えるようにまでなった。

今回の経験を踏まえ、理想は畑ごと水に浮かぶフロート構造だが
もし流された畑が民家を直撃なんてしたらトンデモない人災になってしまいます。

今まで異常気象と言われる現象だって、常に訪れるようになったりするかもですし

備えて憂いなきよう、まづは「誰かに頼らずとも個人で対策」からだ!

それから色んな展開ができるようにしかならない。

前途多難ですが生活インフラを少しづつ充実させながら、安心野菜を育てている方々との
ネットワークもあったら理想ですし、野菜を絡めたイベントなんか企画できたらと
思うようにもなってきたこの頃でした。