肝火犯肺
肝火が上逆して肺を犯し、肺の粛降機能が低下して実熱症候が出現。
臨床症状
・ 咳喘・痰・胸脇部灼熱痛・頭暈・目の充血・口が苦い・イライラして怒りっぽい
考察
肝火が上逆して肺を犯し、肺の粛降機能が低下して実熱症候が出現。
痰は量が少なく黄色で粘る、咳喘は火が肺を損傷したため。
胸脇灼熱痛・頭暈・目の充血・口が苦い・怒りっぽい・イライラは肝気の鬱滞による
肝の疏泄が障害をうけるため。
肝火が長引くと肺陰虚をひきおこし、肝火が肝風を誘発すれば肝風内動を起こす。
浮腫があれば水湿の氾濫。
治療原則 : 【 清肝瀉肺 】
【 舌脈 】 舌紅・苔薄黄~少津 / 脈弦数
【 処方穴 】 風池・天突・肺兪・尺沢・列缺・陽陵泉・豊隆・太衝
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