SDGs その2 「最強のベランダコンポスト」を探して作ってみた

2023年1月19日

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称

最近やたら押しつけがましく言われているSDGs

いったい「 何を持続可能にしたいのか? 」未だ良くわかっていないのですが

穿った見方の自分のような末端は
S(Sustainable) D(Deep State) G(Great Reset) s

「 持続可能な支配構造の為のグレートリセット 」を諸々計画して実行する …

どうせそんな感じだなんだろ!と捻くれてみて、ならば自分に何か利になるように
サスティナぶってみようと、勝手にSDGs 第二弾!

前回は保存食作りに激安「ソーラーフードドライヤー」を作成してみました。

今回の継続可能な sdgs は「生ごみのリサイクル」です。

生ごみ処理機の購入には、自治体などで補助金が出るところもあるらしく

既にけっこう多くの方が取り組まれている事かもしれませんが
購入するとなれば既製品もピンからキリまであり、アナログ~電動式と種類も多く

何が良いのか? 初めての取り組みですと絶対に悩む代物が「コンポスト」で
排出する「生ごみの量」や「再利用の用途」によっても選択が異なってきますし

ここではアナログ式で代表的なものを紹介しつつ、せっかくならベランダで
何か植物を育てる土にでもなればと、最終的に自分でコンポストを作ってみた

という流れになっていますので、今後はじめてみたい方の参考になれば幸いです。
 

自分の場合、今までは " ある程度の生ごみ " が溜まったら畑に持って行って
掘った穴に埋めるを繰り返していました。

畑コンポスト

その " ある程度の生ゴミ " ですが、家で どう溜めて置くかも重要 ですよね。
密閉容器に入れないと虫がすぐによってきますし、コバエでも発生すれば

パニックになったりします!

選ぶにあたって、自分の場合は畑まで持って行きやすい大きさと形態も考慮した事から
外へ持ち出さなくても移動のさせやすさはポイント

まずおそらくコンポスト選びに、多くの方がみつけるだろう代物を。

密閉式容器で、臭いの心配が少ないのと下部に蛇口がついているので
液肥を取り出せる仕組みになっている。「嫌気発酵型

同型の代物がいくつも販売されており、最安なのはアマゾンでの11Lの大きさ。
自分もまづはこちらを購入してみました。エコペール

そして、欠点とは言えない(本来そう使う)のですが、投入する際 生ゴミの水気を切る事と
容器がいっぱいになったら 発酵期間 が必要となり、ほぼ確実に2個必要になってきます・・・

生ごみ堆肥の作り方」 

また、肉や魚などの「 動物性 」の生ゴミは推奨されていません。
持ち運ぶのは楽なので、そのまま畑などには持って行きやすいのですが・・・

おまけに優等生な方ですと EM発酵促進剤 や 消臭の為のアイテムなども揃えたくなり
最終的には溜まった生ゴミと土と混ぜ、更に寝かせる熟成期間も必要なので

新たに土を買い足したりと、結局金がかかると思われる一面もでてきます。
(※ ゆとりのある方はそれで全然かまいませんです)

【1ヶ月経過】コンポスト容器をマンション室内で使用して1ヶ月経ったのでご報告します

そして次に、より簡潔に生ごみを処理できないかと考えるようになった。

すると「 消滅型コンポスト 」の「 キエーロ 」あたりが気になったりします!
「キエーロ」とは何ぞや?

ちなみに &検索で、「 キエーロ 販売 」と打ち込めば自治体で斡旋しているページも
でてきますし、価格は様々ですが助成金を出している自治体では

4,000〜10,000円程度で入手できるようです。

こちらの動画は、微生物による分解処理に必須の C/N 比などの説明もわかりやすく
自作したい人はシステムを理解する上で必ず見ておく事をおススメ!!

【キエーロ実験】アッという間に生ごみが消える!!最強☆分解爆速の土造り


 

しかしながら、板を切ったり張ったりと・・・ DIY 好きをくすぐる玄人志向故か
うかつに手を出すと、生ゴミ処理どころかもっとゴミを出してしまう

本末転倒な結果になってしまうパターンもあるようで・・・

消滅型コンポスト"キエーロ “を始めて一年│費用, 臭い, 虫は? よくある質問

自己満足の為にもオサレに仕上げれば、時間とコストの投資も最高でしょうけど

結局、「分解しやすい土の性質を理解」する事と「どれだけ手間を省けるシステム」を
如何に安く作れるかが、おいらには重要な事だとこの時点でわかりました。

そこで辿り着いたのがこちら。

ポイントは臭い対策に「ピートモス」と「燻炭」で土壌を作り、ある程度水気のあるゴミや
魚や肉などの残渣もそのまま投入可という優れもの!

しかも自称ニートと言う方だけあって「 制作コスト 」も安いです。
この方は何台もコンポストを作ってきての改良版らしいので、自分もこの形式で

「ニートコンポスト」を参考に作ってみる事にした!!!

ベランダコンポスト

100禁で買った適当な容器を、保温する毛布の代わりにそこら辺にあった発泡スチロールで代用。
断熱効果を持たせ、布団収納袋はデカすぎたので適当なサイズの網目の細かな嚢で囲います。

ベランダコンポスト

中はニートさんが「マルチ」と言っている様、洗濯ネットに新聞紙をちぎって入れて被せて覆い
土壌の湿度と換気が考慮されている点も、できるだけ無駄は省きたいのがニート仕様!

ベランダコンポスト

ピートモスと燻炭を混ぜて土壌を霧吹きで湿らせ、微生物のエサとなる
「 EXAMの元 」()を投入してマゼマゼ!! 一気に微生物達を暴走モードへ突入させます

[ EXAM SYSTEM standby ]

すぐに温度は上昇しだし(9月はじめの陽気)、翌日には50℃を上回っていました。

ベランダコンポスト

さっそく2日目から生ゴミを投入してみます。

ベランダコンポスト

マゼマゼしたら収納袋のチャックを閉じて管理。コンポストはベランダに置いてあります。

ベランダコンポスト

生ゴミが出たら即投入して使っていますが、今のところ臭いもありません。
かなり分解処理も早いです!!

ベランダコンポスト

まぁ 作ってしまえばなんて事のない代物なのですが、こういうのって最初の
下調べがやたら肝心ですね!

そして使ってみて気づいた事ですが、生ゴミが出たら即投入すれば
エコペールさえ必要ありません。(生ゴミをコンポストに運ぶまでの容器とかビニールでOK)

これだけでも炊事場が快適になりました。

郊外の方でしたら、糠「 EXAMの元 」は精米所などで無料で貰えるでしょうし
籾殻も貰えれば燻炭も作れます!

都心の方でも 100禁やホームセンターで材料は揃える事も簡単ですし
新聞紙さえ瓶の包装用紙として無料です。

全部揃えても 1500円位で済むのではないでしょうか・・・

結論

自分の場合はエコペールと手作りコンポストを併用
※ エコペールを購入してしまったのと液肥を採取してみる為で、なくても構いません。

ニートコンポストの作り方は こちら