エゴマ(Perilla frutescens)(荏胡麻)

2023年1月25日

エゴマ栽培

東南アジア原産のシソ科一年草。地方名では「 ジュウネン 」とも呼ばれているらしく
食べると十年長生きできるという謂れがある。

菜園でエゴマを栽培するようになる前から、「エゴマの葉のキムチ漬け」が好きで
韓国料理や焼肉屋さんにあれば必ず注文していました。

エゴマの葉って、韓国街のマーケットでは売られているのでしょうけど
地域によっては意外と入手しづらく、菜園をはじめてからわりとすぐ育ててみた

香辛野菜です。

香辛野菜に分類されるだけあって、香りと若干のエグミが好き嫌いの分かれとなっている
感じですが、今までお店に行かないと食べれなかった一品が自前で作れるようになったのが

うれしい! これも菜園ならではの事ですね。 

料理はさっぱりダメな僕が、エゴマの葉のキムチ漬けや醤油漬けなど毎年作るようになりました。
玄米ごはんを有機醤油で漬けたエゴマの葉でくるんでと食べると凄く美味しいです。

韓国料理なんかでお肉に巻いて食べる時は、葉の大きな生のエゴマが良いのだろうけど
醤油漬けやキムチ漬けは、食感的に葉の小さいうちが好み。

お前は " 貧乏 " だからお肉をそんなに食べれないからだろ! ^( ̄□ ̄#)^ψ 

という指摘は無視しますね!
 

負け惜しみですが、冗談抜きに便秘な方には効果てき面と思う。

何故かと言うと、玄米をエゴマの葉の醤油漬けでくるんで食べると
良く噛むことにもなりますし食べた後は毎度気持ちよい位便がでるのを実感します。

又、栽培して3年目ですが今年も自生して生えてきましたので逞しい野菜!
4株もあれば個人では消費できない位茂ってきますョ。 

今年はパートナーが余す事無く活用できないかと「エゴマ茶」を作ってみると言い出し
試行錯誤の末、飲ませてもらったのですがお茶としても「あり!」でした。

僕的にはヨモギ茶よりも普通のお茶に近い感じで好みです!

栄養素の事やアンチエイジング等、えごま茶のページにまとまっているので
こちらでは補足的に記します。
 

エゴマの(葉)に含まれる栄養素

 

・β-カロテン・ビタミンE・ビタミンC・ポルフェノール・クロロフィル・ロズマリン酸
・カリウム・カルシウム・鉄・マグネシウム

抗酸化系(女子が喜ぶアンチエイジング系?)

・ビタミンCは説明不要
・β-カロテン → 体内でビタミンAに変換、免疫力の向上や皮膚や粘膜維持など
・ビタミンE → 血中酸化予防
・クロロフィル(緑要素)→ 鉄と結合して血球成分のヘモグロビンに

よくわからん(計った事ない)が、紫蘇の1.2倍、トマトの60倍、キャベツより200倍
多いらしい … 鉄・マグネシウムなどのミネラル成分においては女子でなくたって必要!

アレルギー緩和系

・ルテオリン(フラボノイドの一種)。抗酸化作用活性、肝臓解毒作用促進などから
結果的に免疫力強化などとされている。

アレルギー症状の緩和として、炎症を引き起こすロイコトリエンやヒスタミンの抑制
作用があるらしく、それでアレルギーにも良いかもしれないって事だろう。多分…

・ロズマリン酸(シソ科のローズマリーに多く含まれているポリフェノールの一種)も
おそらく同じような機序でアレルギー緩和(適当に予想)

ダイエット系・ぼけない系

・ロズマリン酸が摂りすぎてしまったブドウ糖が中性脂肪に変わってしまうのを抑制
血糖値が急激にあがってしまうのを防いでくれるらしい。

(単に甘いものや大食いすれば誰だって太るからな!)生活習慣のほうが大事 
又、ぼけない系としてはアルツハイマー型認知症で指摘されているβアミロイドの
凝集・蓄積・線維化を抑制するらしく、神経細胞の死滅を防ぐ作用があるかもとの事。
 

 

こんな感じですけど、野菜の栄養素をサプリ的な摂取方法で考えても
あんまり意味がないと思いますヨ!

わかりやすくなるという意味では良いとも思いますけど、お野菜に関しては
どういう土壌や環境で育った(培養)かが、重要ではないでしょうか?

サタニズム的に今頃暴露されつつある「アドレノクロム」だって
どうやって培養されている?(効果がある?)かが問題視・疑問視されている訳ですし

それを、キャー怖い、酷いっ!悪魔的なんて批判してますけど
農薬まみれのお茶だって、怖い人には怖いと思いますから・・・

なので無農薬エゴマのお茶化はグッドアイデア且つ、貧乏にとって必然的なエコです。

関係ないですけど、富裕層は何でもお金で買おうとしますから
貧乏としてははやく金融崩壊が起こって欲しいですナ。
 

エゴマの(種)に含まれる栄養素

 

・脂質・食物繊維・カルシウム・鉄分・亜鉛・ビタミンB1

特筆すべきは脂質のα-リノレン酸

n-3系脂肪酸は体内で生成されない成分ですし、摂取したα-リノレン酸は体内で
EPA / DHA に代謝され、EPAやDHAと同様の効能が期待。

どうして良いかはすんごい昔に作って放置されているサイトにまとめているので
よかったらご参考に → α – リノレン酸とアラキドンサンカスケード

 

エゴマを育ててみようと思ったきっかけが、α-リノレン酸が含まれていると
知ったからで、野菜ではかなりめづらしいのではないだろうか?

青魚をしょっちゅう食べれるならかまいませんけど、エゴマ油や亜麻仁油も買うと
けっこーハイソなお値段します。

ですから一昨年だったか?エゴマの種を採ろうと干していたのですが
あまりに忙しくて「種摂り」までは至れなかった。
 
エゴマの末期

エゴマの乾燥

エゴマ乾燥中

最近は畑でも道具をどこに置いたか?すぐ忘れてしまう自分に
相当、農(脳)細胞も劣化してきているなと実感する事も多くなりましたので

今年はなんとか種を採って、ゴマかわりに食べられるようにストックできたらなと思っています。

エゴマ茶はかわいくパッケージデザインして貰えました。お手製って感じで素敵ですネ。