ペットボトルで保温!超促成栽培

2023年1月19日

ペットボトルで保温!超促成栽培

たまに畑の前を散歩がてらに訪れる方がいるのですが、善意で栽培本を持ってきて
くれたりします。

おいらの心の中では「リッチおじさん」と名づけて接させて頂いていますが

お金持ちという意味ではなく、経験豊富で創意工夫に溢れ
他人に対して気配りできる豊かな心を持った人。 

そういう人もいるものだなーと、この場でいつも「ありがとうございます」。
と言いたくなった。 

さっそくその本を読み漁ると、水を入れたペットボトルを条間と畝の両端に置き
ビニールトンネルをすれば、冬の夜間の気温低下を抑える事ができ

真冬でも栽培できる!という方法が掲載されていました。


 

小蕪で挑戦してみました!

ペットボトル超促成栽培は、温まりにくく冷めにくい 「 水の性質 」 を利用することで
ビニールシートで覆われたトンネル内の昼間の温度上昇を抑え

且、夜間は温度の低下を防いでくれるので、トンネル内の温度変化を小さくできるという理屈だ。
 

葉物が何も植わっていない真冬の畑ですから
さっそく試そうと黒マルチを貼ったは良いが、ペットボトルを集める日々・・・

ペットボトルで保温!超促成栽培

ゴミ収集の日をまちかまえ、たくさんのペットボトルをゲットしました。
そんな事もあって、1月中には植えてみたいと思っていたのですが

種まきできたのが2/13日。

「 時なし子蕪 」 という手軽そうな蕪を選び、普通は3月下旬頃植えると
種のパッケージには書いてありました。

ペットボトルを並び終え、種をまいてたっぷり水を注ぎ不織布をべたがけします。

ペットボトルで保温!超促成栽培 

不織布と地表の間にもペットボトル分の高さに隙間ができ、空気もこもり易そうで良い感じです!
その上にビニールトンネルを仕掛けて完成!

ペットボトルで保温!超促成栽培

しばらく放置しておりましたが、確認してみると発芽してました。 
2/24日ですから約10日間です。
 

ペットボトルで保温!超促成栽培

これが早いのか、早くないのか? 自分にはまだ経験がないので分からないのですけど
通常は3月下旬頃に植える事を考えると、まずまずの結果ではないでしょうか・・・

農業や栽培本を眺めていると、実に栽培の工夫がみられるハックが多くて
関心する事ばかりです。

医療系の本よりも栽培に関する本のほうが実践主義で、かつ合理的だなと思う事がしばしばで 
食べるってことはすごく切実な問題で、貪欲に試行錯誤されてきたのだなと思います。

また、どんな業種でもそうだろうと思いますけど、まずは真似をしてみて試してみて
経験値を積み重ねて行けたら良いなと・・・

なんだか最近は、自分の事も栽培中って気もします。  

育ってくれるとイイナ!

ペットボトルで保温!超促成栽培