「 鍼 」 進化のある時、ない時
サイバーパンクな雰囲気だ!
reddit で、こんな画像を見つけた。 0(`・ω・´)=〇
21st Century Acupuncture. : Cyberpunk – Reddit
これって LED Red Light を、ツボ ( 経穴 ) に
照射しているようにみえるのだが、自作の器具だろうか?
Red Light の治癒効果については、傷を癒したり、筋肉の増強や
糖尿病による神経障害を改善したりする作用があるらしいと
DARPA ( 国防高等研究計画庁 ) や、有名どころでは毎度 NASA が登場しますが
どのような機序でその作用をもたらすのか?
はっきりした事は 「 未解明 」 のような印象をうける…
reddit サイトの書き込みをみても
科学的根拠がないとか、ホメオパシーの戯言のようなものだと
けっこう批判的なコメントが ・・・
(´Д`;) まー どの国も批判が多いのは一緒な感じですな。
一昔前なら、カーボン灯を使った 「 可視光線療法 」 が有名で
そもそもが日光浴の恩恵 「 太陽は良薬 」 と言った、古代ギリシャの博物学者
ブリニーの言葉や、光線療法の歴史などは
一般財団法人 「 光線研究会 」 のサイトで知ることができます。
そして今後は
こりゃー再注目すべき療法ではないか!と思う訳。
風ある林整骨院 さんに話をしたら、「 昔使っていたよ 」 と本を貸してくださった。
660nm や 400nm のように、波長によって作用が異なるようですから
この辺の情報がもっと欲しいところですが、波長ごとの治療効果を謳って
販売しているところもけっこうあるみたいです。
エクボ株式会社 ブレスライト
また、競走馬の育成・調教をしている 「 吉澤ステーブル 」 さんのサイトでは
積極的に 660nm の波長を、国際獣医鍼灸治療学会で定められた経穴に
針を使用せず光子を照射して治療しているとのこと。
こっちは マクラ-レン光学治療 と言うらしい。
どう違うんだ?
そういえば昔、解剖学を教えてくださった 「 獣医 」 の先生が
ゴールデンレトリバーなど、ワンちゃんの股関節形成不全にレーザー治療をすると
良い感じだったみたいな事を仰っていまして
君たちの学ぶ鍼灸のツボとなんか関係ある? って、サラッと言ってたのを
思い出したのですが
当時は鍼がなんで効くのか?
今でも曖昧なところはありますが、まだまだ生理学的機序にも疎かったし
レーザーと鍼 ( 東洋医学 ) を混同させて考える余裕も無かった。
もう10年以上前の話だけど、あの先生 「 激マニアック 」 だから
もしかしたら、レーザー鍼というより red light の事だったのかもしれない …
波長が人体へどう作用するか? 作用機序が、大変気になるところですが
鍼にしろ red light にしろ、消費者の立場というのは興味はあっても、作用機序は
残念ながら曖昧にしかわからんと言う事です … 。
というか、身の回りにあるもの、現象の何一つ解っていやしない。
そのほうがしっくりくるというか、便利なテクノロジーに囲まれて生活をしているが
仕組みはほとんど知らないで使っているものばかりですね。
ですから、何かについて研究したり実用化に向けて開発したりする人は
凄いなって尊敬しちゃいます。
そういえば、青色LEDを開発したのは 中村 修二 さんという日本人でした。
東洋医学に関しても、ただの消費者に過ぎない末端鍼灸師としては
経絡については、藤田六郎さんの 「 筋主因性流動通路膜系 」 がしっくりくるとか
諸説を自分なりに解釈して、吟味するのは楽しい事ですが
治療に関して治癒率を激変させるような 「 爆弾のような凄いノウハウ 」 や
情報というのは中々手に入るものではありません。
ですから与えられた情報を、消費者目線でどう活用していくかが
末端にも可能な知恵ではないかと思うこの頃です。
鍼ってどう進化していくのでしょうかね。
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