「 鍼 」進化のある時、ない時

2022年12月15日

ディープレッドライト?

サイバーパンクな雰囲気だ! 
reddit で、こんな画像を見つけた。0(`・ω・´)=〇

21st Century Acupuncture. : Cyberpunk – Reddit
 

これって LED Red Light を、ツボ( 経穴 )に
照射しているようにみえるのだが、自作の器具だろうか?

Red Light の治癒効果については、傷を癒したり筋肉の増強や
糖尿病による神経障害を改善したりする作用があるらしいと

DARPA( 国防高等研究計画庁 )や、有名どころでは毎度 NASA が
登場するが、どのような機序でその作用をもたらすのか?

はっきりした事は 「 未解明 」のような印象をうける…

reddit サイトの書き込みをみても

科学的根拠がないとか、ホメオパシーの戯言のようなものだと
けっこう批判的なコメントが多いですね …

reddit cyberpunk

(´Д`;) まー、結局どの国でも批判が多いのは一緒な感じですな!

一昔前なら、カーボン灯を使った「 可視光線療法 」が有名ですし

そもそもが日光浴の恩恵 「 太陽は良薬 」と言った、古代ギリシャの博物学者
ブリニーの言葉や、光線療法の歴史などは

一般財団法人 「 光線研究会 」のサイトで知ることができます。

そして今後は

安価な LED が出現した事で … 他分野の発展へニトロになることもある。

こりゃー再注目すべき療法ではないか!と思う訳。

知り合いの先生に話をしたら、「 昔使っていたよ 」と本を貸してくださった。

可視総合光線療法 遺伝と光線  新訂版 / 黒田保次郎 【中古】

 

660nm や 400nm のように、波長によって作用が異なるようですから
この辺の情報がもっと欲しいところですが、波長ごとの治療効果を謳って

販売しているところもけっこうあるみたいです。
 
エクボ株式会社 ブレスライト 

また、競走馬の育成・調教をしている 「 吉澤ステーブル 」さんのサイトでは
積極的に 660nm の波長を、国際獣医鍼灸治療学会で定められた経穴に
針を使用せず光子を照射して治療しているとのこと。 

こっちは マクラ-レン光学治療 と言うらしい。 

どう違うんだ?

そういえば昔、解剖学を教えてくださった 「 獣医 」の先生が
ゴールデンレトリバーなど、ワンちゃんの股関節形成不全にレーザー治療をすると
良い感じだったみたいな事を仰っていまして

君たちの学ぶ鍼灸のツボとなんか関係ある? って、サラッと言ってたのを
思い出したのですが

当時は鍼がなんで効くのか?  

今でも曖昧な部分が多くあるところではありますが、学生時代は
まだまだ生理学的機序にも疎かったし、レーザーと鍼( 東洋医学 )を

混同させて考える余裕も無かった。

もうそうとう前の話だけど、あの先生 「 激マニアック 」だから
もしかしたら、レーザー鍼というより red light の事だったのかもしれない …
 

波長が人体へどう作用するか? 作用機序が、大変気になるところですが
鍼にしろ red light にしろ、消費者の立場というのは興味はあっても

作用機序は残念ながら曖昧にしかわからんと言う事です …。
 

というか、身の回りにあるもの、現象の何一つ解っていやしない。 

そのほうがしっくりくるというか、便利なテクノロジーに囲まれて生活をしているが
仕組みをほとんど知らないで使っているものばかりではないでしょうか?
 

ですから、何かについて研究したり実用化に向けて開発したりする人は
凄いなって尊敬しちゃいます。

そういえば、青色LEDを開発したのは 中村 修二 さんという日本人でした。
 

東洋医学に関しても、ただの消費者に過ぎない末端鍼灸師としては

経絡については、藤田六郎さんの「 筋主因性流動通路膜系 」がしっくりくるとか

諸説を自分なりに解釈して、吟味するのは楽しい事なのですが

治療に関しても治癒率を激変させるような「 爆弾のような凄いノウハウ 」や
情報というのは中々手に入るものではありませんね!!
 

ですので、与えられた情報も「 消費者目線 」でどう活用していくか?
末端にも可能な知恵ではないかと思うこの頃です。

鍼ってどう進化していくのでしょうかね。
 

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