矛盾と問題点

目指せ脱サラ整骨院篇
 

こちらの記事は姉妹サイト「接骨院の開業方法」より、過去の投稿を移転し
接骨院の開業までをドキュメンタリーでお届けした内容となっております。

【 社会人学生篇 】

 

接骨業界に足を踏み入れようと勉強しはじめ、多くの接骨院の先生が
自分の仕事が治療だと ” プライド “ をもって仕事に取り組んでいることがわかりました。

しかし、ほとんどの先生方が、自分の治療が一番とプライドを持っているからだと
思うのですが、【 視野が狭くなっていないだろうか? 】と

会話していて思ってしまう事もあります。
 

今年の国試に受かったばかりの柔整師1年目の友人は
もう自分は治療家ですからと、高倉健の「 自分不器用ですから 」ばりに

ひたむきに勉強しながら治療家のプライドをしっかりと持っていました。
 

けれども、ほとんどの人が 「 オレはマジメにやっているんだ 」とか
「 自分にはプライドがある 」 ということで現状を肯定してしまって

何ら問題を解決しようとはしていないのではと、生意気ながら思ったりしていました。

例えば、セカンドオピニオンを啓蒙する割には、患者さんが他の院に
出向くことを毛嫌いしたり、「 自由診療は結果が全て 」 だからなんて
言えるのも保険診療があるからだったりと、プライドという個人の隠れ蓑をまとい

業界としての問題に目を向けていないのではないか?

まだよくわかりませんが、そんな風にかんじます。
 

そんな中、元AV業界でカリスマ社長と呼ばれたソフト・オン・デマンド( SOD )の
高橋がなりさんの著書を読んでみたらAV業界も狭い世界で、有名な監督も男優さんも
「 オレにはプライドがあるから 」と、世間とのズレに目を向けていなかったそうです。


 
そして、AV側の視点だけでなく世間の論理で業界に多く存在した矛盾に気がつかれ
その問題点に対して立ち向かった結果、抜けないAVといわれながらも
ユーザーにヒットし、業界の中で飛び抜けた存在になったそうです。 

SODの作品は10本作って3本ヒットすれば良いとも書いてありましたが…

警察からの天下りの巣窟だったビデ倫協会を潰してSODが独自に作った
協会の傘下にしたこと等、AV業界の詳しい内容については

高橋がなりさんの著書に書かれてますのでここでは割愛。


 

接骨業界というのがまだ見えてこない自分ですが、学生だからこそ
世間の視野で業界を見比べていくことが、これから必要かもしれない。

そんな気がしています。