オタ芸の進化に学ぶ身体繰法
すこし前から気になっていたのですが、「 オタ芸? 」 と呼ばれる独特な踊り …
体幹の使い方がめずらしく、なんであのような動作になったのか?
とにかくインパクトある動きですね。
そして、どうやら激しく進化している模様だ。
といっても、わたし詳しい事がわからない素人なので 「 オタ芸ドットコム」を参照。
オタ芸 ( ヲタ芸 ) は
「 己の肉体をフル活用した、アイドルのための応援芸 」 とサイトに説明があった。
うーん なるほど。
たまたま最初に見たオタ芸動画が、すごく上手な方だったらしく
オタクというフィルターを取り除けば、中国武術の 「 套路 」 のようにもみえなくもない。
ちょっとマニアックな解説となりますが
勁を圧縮蓄える、破壊力抜群の「 八極拳 」や「 心意六合拳 」のような動作でもあり
又、その圧倒的爆発力故に近接短打の弱点を、放長撃遠と例えられている
「 劈掛掌 」 を併習して補完した、功夫の王道スタイルのようでもある!
武術マニアの方が、そう思ったか? は定かでないですが
いじめられっこが突然切れて、腕をぶんまわし反撃してくるようにも見えなくもない …
その動画がこちら
しかも技名が凄いです!
「 アマテラス改 」っていったい何だ? ( ゚Д゚ )
そんな事はどうでも良いが、この大地の底から連動するような身体操作!
「 パラパラダンス 」 では、腕先が体幹と分離した小手先の動きですが
このオタ芸! オタクなんて言われている割には随分と 「 益荒男 」 ですよね。
急激な姿勢変化を支えるのは、ヘッドバンキングしかり
身体を安定させる為の 「 スタビライザー筋 」 を維持する必要があり
土台の安定がキモとなります。
オタク文化故に、「 下半身 ( 土台 )が 重要 」 という事だろうか …
なんだか踊りもすごく土着的で、その割りにはエレクトリックなアイテムを使用 …
そういえばヨサコイとかもこういう進化系ですよね。
アイドルのライブとかで踊るのだろうから、根っこは応援団系かもしれませんね。
ちょっと前に教育の一環で、ヒップホップを組み込むという未だ
米帝のカルチャーを取り込もうとする政府の狂言がありましたけど
かつて世界標準を無視して独自の進化をとげた 「 ガラパゴス携帯 」 のように
めずらしく東洋的な進化形態をみた感じがします。
Made in Japan を大切にしろよ!
心体を読み解けば、エネルギーの鬱散傾向にちょっと偏りもあるように思いますが
古武術の身体操作で有名な、甲野善紀さんにオタ芸の身体操作を解説してもらいたいですね。
久しぶりに TRF の EZ DO DANCE が見たくなったので、オタ芸と PV をミックスしてみた。
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