東洋医学での肝・胆の捉え方

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東洋医学での肝・胆の捉え方東洋医学の穴

臓象 肝・胆

肝は疏泄をつかさどる


肝臓・胆嚢の主な働きとして、『 体液 』 の流れを整えることが
あげられます。 これを 疏泄 ( そせつ ) 作用 と言いますが
この働きのおかげで、消化吸収の促進 / 精神・情緒のバランスも整っていると
東洋医学では考えます。

疏泄作用  ( 伸びやかに気血を運ぶ ) のバランスが崩れると

● 脇部の張痛 ● イライラ ● 抑鬱感 ● 生理痛 ● 喀血 ● 食欲減退
● 下痢 ● 口が苦い etc


などの症状があらわれます。

肝の働きの2つめは、血液を貯え全身各部位に血流を程よく供給する
蔵血作用です。

肝臓に貯えられた血液は、筋肉・各臓器・脳などに渡され
スムーズな生理活動がおこなえるように調節しているという考え方。

身体の疲労は肝に根源があると言われるように、とても重要な役割を
はたしているのが肝臓なのです。

蔵血作用のバランスが崩れると

● めまい ● 手足のしびれ ● 筋肉の痙攣 ● 生理不順 ● 吐血 etc

などのサインがあらわれます。



筋 は肝より血液を供給され、関節運動を管理


東洋医学で肝は罷極 ( ひきょく ) の本 ( もと ) という言葉で表現され
「 罷 」 とは 「 疲 」 のことです。 身体の疲労は肝が根源にあることが多く
肝は筋や筋膜を管理します。
また、「 爪は筋の余り 」 と言って爪の変形・脆弱・色が薄くなるというのは
肝の弱りです。

バランスが崩れると・・・

● 関節が曲げづらい ● しびれ ● 痙攣 ● 爪の変形や、色が薄く脆くなる



目は肝と密接に繋がり、視力は肝の蔵血に依存


バランスが崩れると・・・

● 目の充血 ● かすみ目 ● 目の乾燥 ● めまい



計画力や決断力などの精神活動に関る



東洋医学で肝は将軍の官、謀慮 ( ぼうりょ ) これより出ずと表現されています。
「 謀慮 」 とは思慮と同じ意味で、肝は精神活動と深い関係がある
ことを指し、肝は外敵を防ぐ (病気にならない) よう思慮・計画していると
考えられています。

胆は決断といった精神活動に関り、胆の働きが弱ると決断できなかったり
気力ややる気がでないなどの症状も・・・。
肝っ玉や胆力といった言葉はここからきているんですね!



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