肝血虚

2015年8月12日

ケッケッケ

肝臓の血液が不足したことにより起こる症候です。
脾腎虧虚のため気血生化の源が不足して、肝血が少なくなったり
慢性病で肝血を消耗したり、失血過多によって起こります。

 臨床症状

・ 眩暈や耳鳴り・顔色白く艶がない・爪の色悪く薄く脆い
・ 視力減退 ~ 夜盲症・夢を多くみる
・ 肢体の痺れ・手足のふるえ ( 顫動 )・関節が引き攣って動かしづらい
・ 筋肉の痙攣 ( 跳動 )
・ 女性では月経量少なく~色薄い。酷ければ無月経

 考察

肝血が不足すれば頭部を栄養できず、眩暈や耳鳴りがし顔色も白く艶がない。
爪も栄養されなければ干からびて脆く薄くなる。
【 肝は蔵血 : 華は爪 】

血が不足すると安魂定志 ( 精神が落ち着かず )できず寝ると夢ばかりみる。
【 肝の五精 : 魂 】

目が養われないので視力に影響し、酷ければ夜盲症になる。
【 肝の五官 : 目 】

肝は筋も管理しているので、血虚では筋脈が栄養されず引き攣って
感覚が鈍くなったり、肢体の麻痺や関節が曲げづらい・手足の顫動
筋肉の跳動など虚風内動の症状がでやすい。
【 肝の五主 : 筋 ( 腱・筋膜 ) 】

女性では衝脈・任脈が充たされず月経量が少なく色が薄い。酷ければ無月経

 治療原則 : 【 滋補肝血 】

【 舌脈 】    舌色淡・苔白 / 脈細
【 処方穴 】   膈兪・肝兪・腎兪・血海・足三里・三陰交・太衝

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