秋野菜の準備に追われて

2023年1月19日

夏野菜も終わりに
 

2017夏。 東京は15日以上連続の雨が降りました。
異常気象なのですかね?

8月に入ってからの雨つづきで、はじめて収穫できた夏野菜達も
そろそろ終焉をみ送る感じとなりました。
 

元々水田だった事もあり、水を沢山吸って成長するキュウリや茄子やズッキーニも
初めての栽培にしては割かし旨くできたのではと、手前味噌ではあるが

個人で消費する分には充分な収穫であった。

なんせ育ててみないと、どれ位の収穫があるのかさえ初めてで全く検討がつかなかったし
ズッキーニなんて、どんな風に成長するのかさえわからなかった。

こんな風に地を這いながらトグロを巻くように成長するズッキーニでした。

ズッキーニの栽培

本で栽培方法をみた時は、畝幅を広くとると説明されていたが育ててみると納得いきますね!
 

とにかくイマジネーションできない事を、わからないながらも成長に追われて栽培してみた
というのが今回の体験でして、水没するような休耕田からの転作を行なうのには

土質や畝の高さなど・・・改善したい事が多々でてきました。

とにかく土を高く盛らないと、地中に育つ秋野菜を育てるのは無理かもしれません。 

しかし、もう砕いて振るった土はほとんど使いきってしまいました。
 
水没する畑

思い切って土を客土(他所から土を搬入すること)する事も調べてみましたが
素人からしたら土って思いのほか 高価でして、広さにもよりけりでしょうけど

30~40cmの高さで盛るとなれば、10tダンプで何台必要か?という感じです・・・

お友達の造園屋さんからは、土作りをしながら10年で100万円位かけるつもりで
進めて行ったらどう?とアドバイスを頂きましたが
 

おう! いくらでも盛ってくれ!
 

そんな台詞は、妄想の中で「 粋 」に吐いてみせるものの…

土をどっさり盛られた畑がイメージできても、金がなければイマジネーションの具現化すら
難しいのです。 … 貧乏は嫌ですね!

どうやら僕の計算の苦手な左前頭連合野や頭頂葉が「現実問題」としての答えを
導き出しつつあった。
 

秋野菜を育ててみたい! なんとかならないかな?
そう途方に暮れていると、一通のメールが! 
 

それはジモティーからのリマインダーメールであった。

リマインダーメール
 

なんと!割りかし近郊で 「 芝生の床土 」 を処分したいとの事だ。
しかも残土と違って、ガラや石は入っていないというではないか!

どうやら土神様には、まだ見捨てられていないようです。
 

という訳で、さっそく交渉を済ませ運んでくる運びとなったのですが
芝生が剥がれた防草シートの上に積まれた15cm程度の土 …

これを土嚢袋にせっせと詰め込んでいくと、けっこーな量です!

客土

当然全て積みきれづ、3000円でレンタルした軽トラに40袋を積み込み一旦畑へと向かったのですが
立体交差のような坂道を上がると、アクセルMAXで15㌔位しか速度がでません!!!!
 
ゲッ! しかも下りではブレーキ踏んでもなかなか止まらずで
久しぶりにまじで焦りました (汗

土運び 積載オーバー

夕方まで往復すること3往復。 
 
軽トラ返却時間が気になりつつも積載オーバーを避け
20袋づつ運んで、この日は計80袋頂いてきました。
 
客土

どさっと運んで盛るのはかなりのハードワークで、このまま汗だくで
泥だらけになって心筋梗塞でも起こして死んだら、悔やみきれませんね。

まだ後数回、運んでこないと全部もってこれないと思うが
値段だけを考えれば、土を購入するよりは安く済んだのではなかろうか?

業者さんに頼めない身分の間は、時間と労力をかけるのは致し方ないです。

ここ数日は、運んできた土を手で砕きながら大根用の畝を4日がかりで盛りました。 

客土した畝

体力は減りましたが、盛ると気分は上がりますね ↑

まだ土は余っていますので、夏野菜の終わった畝の土と混ぜて
なんとか秋野菜を育てる事ができそうです!