ロングブレスとインナーマッスル 「 腰痛の改善 」

http://be-story.jp/articles/-/1453

美木良介式、必ずやせる 「ロングブレス」ダイエット


気軽にできる呼吸法として紹介されていました。

腰痛や姿勢改善、鬱や精神安定にも効果的とのことで
youtube のコメント覧にも実践した人の感想などが見受けられます。





UNITE の勉強会でも、こうした呼吸や運動療法を組み合わせた
施術プログラムを扱う事も多いので

今回はどういった機序で効果的なのか? なるべく簡単に説明できればと思います。


インナーマッスルと言えば大腰筋が有名ですね。

体幹の深層にある筋肉で、慢性的な腰痛と関係の深い大きな筋肉です。
その大腰筋は、呼吸に欠かせない横隔膜とつながっている。( 筋連結と言います )

横隔膜は、胸腔と腹腔の境界に位置する筋板 ( 呼吸筋 )  でして
主に吸息筋として、腹式呼吸に深く関与しています。

解剖学的にイメージしずらい横隔膜ですが、良い動画がありました。





焼肉だったら、ハラミの部分ですね。


またこうした呼吸法には色々と種類があるようですが

「 息を引き取る 」 「 息を吹き返す 」 と昔から表現されるように

吸う事よりも、吐くことに重点が置かれています。

満員電車で、車内の人が降りないにも関わらず我先に
乗ってこようとする輩がいますが

中が空っぽにならなければ、新しい空気は取り込めません。


正しい深呼吸は息を吐ききってからです!


そして深く息を吐き出すには、呼息筋が関与していて

( 腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋、内肋間筋 )

呼吸法などでより意識して息を吐くような場合には

( 上・下鋸挙筋や脊柱起立筋 ) などの背中側の筋肉も使って
全身で息を吐き出していると思われます。

美木式ダイエットの動画でも、息を強く吐いてという呼吸がみてとれますね。


ここが非常に重要なポイントで、腰痛や姿勢の改善にはお腹側と背中側の
筋肉のバランスをうまく整えることが必須。


その理想的なバランスが、中国武術で言われるところの 『 含胸 ( 涵胸 ) 抜背 』 です



「 含胸 ( 涵胸 ) 抜背 」 ?



含胸 ( 涵胸 ) とは、物事を包容できるように空間を作る、余裕を持って
伸び開くといった意味合いで、胸を張らずに無理なく背中の筋肉をリラックスさせ

且つ力まない自然な姿勢が理想とされています。

体に歪みや筋肉の凝りが酷いと、どうしてもこうした姿勢をとることは難しく
それを改善するために昔から色々な体操が考案されてきました。

最近では 「 ~式 ダイエット 」 のように、リメイクされて
流行る事も多いようですが

「 ~ 式 」 という名詞を当て込むと、自己主張まるだしで
ちょっと恥ずかしい!

そんな感じもしますが、さすがは芸能人。
良く無名なのに、~ 式整体なんて名乗っているのを見かけますが

あれはちょっと・・・ね。


でも認知してもらう為には、あえてそういうネーミングにする事も
重要なのかもしれないと最近思うようになってきた。


言葉の彩で、「 含胸 ( 涵胸 ) 抜背 」 なんて書くと
なんだか古臭くマニアックな印象ですが、深呼吸をロングブレスに

言い換えると何故かカッコ良く聞こえるから不思議ですよ。

イメージって大事ですね!
おいらはさっそく、深呼吸を ” ロングブレス ” と言い換えるようにしました。


こうした呼吸法によって、無理なく筋肉を動かす ( 腹庄をあげる ) ことで
横隔膜の上下運動も盛んとなり、血流の改善や代謝UPが大幅に期待できます!

なかなか理にかなった方法ではないでしょうか。


UNITEの施術 では、より効率的に行う為に 「 逆腹式呼吸 」 を用います。



ネットで検索すればなんでもでてきますね! 凄い時代です。

こちらの説明にもあるように、逆腹式呼吸の場合は、呼気のときに横隔膜筋が
下がりながら前腹壁 ( 腹筋 ) が収縮するため、明らかに腹腔全体の容量が小さくなる。

この腹腔の収縮が、吸気へ切り替わったときに無理のない大きな拡張へとつながり
第2の心臓 (ポンプ) の作用を果たす効果が期待できるからです。

更に、吸うときにお腹をひっこめてから、吐くときに腰腹部全体を膨らませるよう
息を吐きださせたりと、色々な方法を使えばもっと効果的!

腹腔中の気・血の流れが良くなれば腹腔内臓腑はもちろんのこと、大腰筋などの
インナーマッスルを養う栄養血管にもスムーズに血液が供給できます。


またこうした深呼吸 ( もとい、” ロングブレス ” ) と、動作を併せた
健康法は、中医学の体系で元々 「 吐納・導引 」 と知られています。


吐納導引


特に吐納に関しては 「 呼吸を深くし、古い気を吐き新しい気を入れ 」 と
称されるように、通常の呼吸に加えて特別な意味を持つ。

これは肺が吸入した空気を ” 精気 ” として腎に取り込む
「  腎主納気  」 という作用。


東洋医学で言うとこの精気とは、主に両親から受け継いだ先天の精と
飲食や呼吸によって養われる後天の精に分けられていますが、人体の成長発育や
機能活動の物質的基盤とされ、生命活動において最も重要とされるものです。


アントニオ猪木さんがいつも 「 元気ですか!」 と言っているように
精は元気のもとになるものです。


その精を蓄えるのが腎の大きな役目で、丹田呼吸と呼ばれるものには
腎気の覚醒と養生 ( 補腎安固 ) を狙ったものが多い。

また肝腎同源と言われる如く、腎気の不足は 肝気  の不足を招きやすく
肝気が伸びやかに運行できないと、情緒面などにも影響を及ぼします。

それが鬱や精神安定にも効果が出た! という所につながってくる所以ですね。


こうした自己調整法やセルフチューニングのやり方を取り入れると、腰痛の施術や
患者さんの予防指導としても役立つのでお薦めですよ。



何をやっても駄目だった腰痛患者さんが、腹圧をあげるロングブレスだけで改善した
症例もありました。

深呼吸で腰痛改善

勉強会で皆さんとこうしたノウハウをシェアして 各治療院 で採用していますので
腰痛にお悩みの方はお薦めです。



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  3 comments for “ロングブレスとインナーマッスル 「 腰痛の改善 」

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