肝腎陰虚
肝・腎のバランスが失調すると内熱が出現し、肝の疏泄や腎の蔵精を減退。
臨床症状
・ 腰膝酸軟・めまい・耳鳴り・顔のほてり・五心煩熱・盗汗・咽喉部、目の乾燥
・ 不眠・イライラ・胸脇部痛み
・ 遺精・陽萎・月経少量~月経不順・無月経・あるいは崩漏(不正出血)
考察
腰膝酸軟は腎陰不足で筋骨が滋養されないため。
顔のほてり・咽喉部乾燥・目の乾燥・めまい・耳鳴り・五心煩熱・不眠イライラは
肝陽の上亢、虚火内乱、虚火上擾で津液が上焦を滋潤しなくなるため。
特に目の乾燥は肝陰不足の特徴。
遺精・陽萎は虚火が精室を乱す。
月経少量・無月経は陰血の不足。
崩漏は陰絡を損傷すると発症。
胸脇部痛みは肝陰虚で経脈が養われないため。
治療原則 : 【 滋養肝陰 】
【 舌脈 】 舌紅・痩薄・苔少・少津 / 脈細数・弦細数
【 処方穴 】 肝兪・腎兪・太谿・復溜・照海 / 太衝
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[…] ☆参考 ①「大紀元」 ②「東洋医学の穴」 ③「OMLCA」 […]