畑への潅水「サイフォンの原理で用水路から水を引き込む」
2022/08 は猛暑! 肌を刺す様な暑さの中「作物への水やり」が過酷すぎて
なんとかならないか?と、横着な潅水方法を模索すること数年・・・
気づけばブログの更新もママらぬまま、あっという間の月日。
という訳で久しぶりな更新なのですが、以前作って投稿した「サイフォンの原理」に
未だコメントが寄せられる事もあり、最近改良版の「サイフォン弐号機」を作ったので
開墾 & 菜園の記録、且誰かの役に立てば幸いです。
こちらが以前作った「1号機」… youtube にアップした日付をみると
2017/05/13 となっていますから、5年も前になります。
これはこれで超シンプルだけど、塩ビ管を「用水路に沈めて」水を満たしてから
セットして作動させるという代物だった。 つまり一度沈めるのがメンドクサイ!
そこで、呼び水式にしたらどうか? もっと便利じゃね?とホームセンターを物色し
適当なパーツで作ったのが「サイフォン弐号機」です。
だいたいロボットアニメでも初号機よりは性能が良いはずだ!
弐号機には以前、ホームセンターの閉店セールで購入してあった「バルブ」を取り付け
呼び水機能に加え、結果的にサイフォン → 逆サイフォンで
畑内まで「水を引き込んでやろう」という魂胆で作りました。
動画はテスト中のもので、現在は塩ビパイプを延長してこんな風になっています。
わーい わーい!
これで今まで、イチイチペール缶やジョーロに水を汲んで蒔いていたのが
時と場合によってで済みます! 猛暑の夏場には畝間にたっぷり水を吸収させ
毛細管現象で下から水を吸わせたほうが、植物にもダメージが少ないらしいです。
そして「呼び水機能」に使ったパーツがこれ。なんていう部品名かわからないですけど
三又になっていて、上部に呼び水口の蓋を付けただだけ。
使い方はこんな。用水路に水がない状態ですので想像力でご理解頂けたらと思います。
用水路に流れる水の中に「吸入口」が沈んでさえいれば、「排水口(バルブ)」を
閉じている限り「吸入口の蓋」を外してもパイプ内の水圧は保たれます。
なので、「排水口(バルブ)」を開けばサイフォンの原理が働きだす仕組み。
というだけ・・・
しかし! 出来てしまえば何て事ない仕組みなのですが、用水路内の水位というのは
常に一定という訳ではなく(米農家さんの都合です)
且つ、用水路内の水位が「サイフォン吸入口」の高さを下回れば勝手に止まるので
畑から離れても(いなくても)大丈夫なように、その範囲で高低差を得れるよう
微調整したりが必要でした。
もっと便利なソーラー駆動のポンプなども考えたりしましたが
なるべく壊れない・安価で交換が効くのが過去に「水没した事がある畑」には
一番と考えアナログハックにこだわった。
そしてもう一か所には、畑の排水路を活用して遠くまで水がいきわたるよう
傾度を微調整しながら排水路を掘りなおしました。
( 余分なパーツは水撃実験中 … 高低差が少なく無理だった )
水路の傾斜を掘るのは大変ですけど、これで両脇の畝にも水が!!
かなり向こうまで水が届くようになりました。
畑の水撒きってちょっとでも楽にしたいですね! お役に立てたら幸いです。
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