腰下肢痛勉強会 その6
3.11事件の影響で4月に持ち越しとなった6回目の勉強会。
前回みっちりと殿部の触察を行ったので、今回は梨状筋や中殿筋などの実技がメイン。
勉強会も全12回の半分を終えたので、ちょっと実験的な試みをやってみました。
わかり易いよう足踏みテストで体の歪みを共有し、それを今まで習った手技で
どう改善させるかという試みです。
まずは足踏みテスト ( 目を閉じてその場で足踏み50回 )
けっこう前方に移動して、左回旋という結果に。
試しに大腰筋と、中殿筋前部繊維 ( 左 ) にトランスミットウェーブをかけてみる。
再度足踏みテストで確認。 さてどう変化するか ・・・
あれっ ほとんど変化なし。
むしろさっきより、左回旋が強まってしまった …。
受講者さんの反応 :
「 30歩を超えたあたりから、左へ回旋しはじめるようですね 」
との声が …
うふふ
実は 「 (n‘∀‘)η こういう反応を待っていました! 」
この企画。 運動分析や施術の変化にもっと興味を持って貰えたらと、考えておいた。
勉強会は痛みのない人同士の練習になるので
変化は個人的な感覚に頼らざるを得ません。
また、セミナーって ” 劇的な変化が約束されたもの ” でないと
受講する方にとっては練習する意味が見出しづらい傾向にあるのかなと
最近ちょっと思ったりもします。
どうやって歪みを改善させるか?
ある先生はモデルさんの靴の減りを確認しに行き
自分の中の知識と経験から答えを導きだそうとした。
これが狙い! そのプロセスが大事なんです!
セミナーのパフォーマンスなら、調整して見事改善 …
是非私も習いたいと思わせるのがセミナーかもしれません。
ただ、それが効かなかった時 ・・・
形だけの方法はいとも容易く崩れ去ると思いますよ。
何故、そこを調整しようと思うのか?
考える素を提供する。
なんだかこの勉強会はそれでOKじゃないかと
思うようになってきた。
手技の完成度を上げるのは本人次第ですからね。
最後に、左中殿筋後部繊維を試してみた。
「 逆転した! 」
こうした ” 歪み ” の分析や考察は、個人的にも
興味がありデータを集めて法則性をみつけだせば
調整パターンを独自に構築できるのではと…
密かに思っているおいら。
勉強会の最後に
「 是非皆さんとデータを集めたいと思いますが! 」
と、声をかけましたが " シーン " とした反応 … だった … Σ(゚∀゚ノ)
孤独感を味わいながらも、試行錯誤することに価値を見出せて貰えたら幸い…
そう思っております。
次回に続く ・・・
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