学生ながらも今後の接骨院マーケットについて考えてみた。

目指せ脱サラ整骨院篇
 

こちらの記事は姉妹サイト「接骨院の開業方法」より、過去の投稿を移転し
接骨院の開業までをドキュメンタリーでお届けした内容となっております。

【 社会人学生篇 】

 
受験者数推移表  国家試験情報
受験者数推移表 – 国家試験情報
 
柔道整復師の数は年々増加し、2008年で4万人以上が登録されており
それからも毎年5000人の増加をたどっている。
かくいう私も、毎年増加している5000人の中に含まれる一人。

以前、研修させてもらった整骨院の院長先生も言っていたが、接骨院はこれから
コンビニと同じくらいの数がバンバンできて、実力のない接骨院は
潰れていくだろうって…

そして、ある資料によれば年間5000店舗の勢いで院が増加し
現在では4万院を超えているとか ・・・

潰れてる数は定かではありません。

生き残る接骨院とはどのような院だろうか? とある整骨院で研修させて頂きましたが
患者さんを週に何回通わせるかという顧客管理に力を入れていた。

保険適応期間が切れそうになった患者さんに、来月から1カ月だけ保険利かなくなるけど
また再来月からね~と、患者さんと ” なぁなぁ ” な感じ。

これを、顧客管理といって良いのか分かりませんが、他の院もやっていることだからで
済ましてしまっているような気がしました。

研修では、患者さんの体にいつまで経っても触らしてもらえず
機械の電気のスイッチを入れるのとレジ打ちだけで、さほど学べるような事も無く
自分は時間の無駄と判断して辞めた。

経営目線になると、不正請求を絶対にしない潔白な整骨院は無いように思えます。
 

これからの柔道整復師にとって、良い展望の話ってあるのでしょうか?
私も、いざ開業したらすぐに経営が苦しくなって倒産。 そんな事はしたくありません。

こちらのブログにも、同じように不安を抱えた方から コメント を頂いた。
自分なりにマーケティングについて考えてみると、これからは信念の時代
なのかと思います。

おそらく " 他の院もやっているマーケティング " は、整骨業界では生き残れない。

そういう時代はとうの昔に終わっているのだと思います。
 

このブログで前にマサさんが掲載した、B-styleの社長の言葉 がありましたが

「 誰を幸せにしたいか? 」

誰に何をしたいのかをしっかり持っておく事が、しいては差別化に繋がるようにも思います。

もし、彼女・彼氏にプロポーズをする ( される ) という時、あなたなら
駅前の安い大衆居酒屋を選ぶでしょうか? 

おそらくですが、ちょっと高くてもこだわりの料理を出す素敵なお店を選ぶのでは
ないでしょうか。

また整骨院の数が増えたからといって、捻挫する患者さんの数が増えるわけではありません。

良く、少ないパイを奪い合うという表現をされがちですが
視点を変えて患者さん側からみた場合、接骨院を選んで行くことができる様になったわけです。

患者さんが何を求めているのか? 自分が誰に何をしたいのか?

それがマッチングできる事を模索し、且つ自分のできる範囲を見定める事が
これから益々必要になってくると思います。

もちろん地域性や知識、資金など様々な問題もあるでしょう ・・・

しかし、闇雲に大衆居酒屋を目指すような ” 他の院もやっていることだから “ では
これからの柔道整復師の開業は厳しいナと。