ニュービーの 「 3分 」 腹筋ぐ!
いつものように tweet を眺めておりましたら、お若いのに勉強熱心な鍼灸師さん!
腰痛予防において重要なのは、腹横筋-胸腰筋膜-多裂筋の筋膜コルセットです。強い腰を作りたければさぁ鍛えよう。
— みこし? (@mikoshi_63) November 11, 2013
コルセットは 「 補正下着 」 という意味で用いられるようですが
人体においては、幾重もの筋と膜がぐるっと胴体を取り囲んで
その様子をイメージできることが、施術者には重要かと思います。
そういえばニュービー ( 初学 ) の頃、外腹斜、内腹斜、腹横筋ってどうなっているのよ?と
教科書をみてモヤモヤした事を思い出し、ならば画像でさくっとイメージできるように
「 3分ふっきんぐ 」 としてまとめておこう。
筋肉覚えちゅうの学生さんには参考になるかもしれません!
まず、はじめに内部を確認しておきましょう。
シマ腸 ( 小腸 ) とテッチャン ( 大腸 ) を取り除きます。
なんだかホルモンが食べたくなってきました。
泌尿器系・脈管系。 おちんちんは切断されないように微妙な位置で画像を調整。
神経系を加えます。 ちょっと画像が小さかったけど、イメージ学習だからOKね
結腸間膜の上を血管が! … 残念ながら経絡はみえません(笑。
そして、その上を小腸腸間膜が覆い
さらに大網など腹膜を確認。
さて、ここから体表へと視点を移し、筋肉をひっぱがしていきます。
腹直筋を取り除きまーす。
外腹斜筋があらわになりますた。 この後の筋も、腹直筋鞘に連結していますので
筋繊維の収縮方向をイメージしながらみると良いのではないでしょうか。
外腹斜筋もとっちゃいましょう。
すると内腹斜筋が ・・・ 筋繊維は外腹斜筋とクロスしていますね。
すこし角度を変えてみると、後方では広背筋に覆われているのが確認できます。
内腹斜筋もとっちゃいます。
ようやく腹横筋がでてきますた。
ここまでで3層。 プロテクターみたいでかっこいいです 0(`・ω・´)=〇
腹横筋を残して、グルッと背中側にアングルを変えてみてみましょう。
広背筋に覆われているので取っちゃいます。
すると中から、下後鋸筋や脊柱起立筋がザックザック。
お金や小判なら嬉しいのですが、筋肉しかでてきませんね。 (´Д`;)
また、この層や皮膚と筋肉の間に 「 腰背筋膜 」 が描かれていると
コルセットというイメージが沸きやすいのですが、そこまで詳しくは描かれていません。
詳細を知りたかったら専門書などを参考にしてくださいね。
腰腸肋筋をとりのぞきます。 すると腰方形筋がみえてきました。
被ってますけど 「 包茎筋 」 じゃありません。
腹横筋を取り除いて、拡大!
今度は最長筋を取り除いてみます。
多裂筋や回旋筋を確認。
腰方形筋もとりのぞきました。
ぐるーっと、もどってみましょう。
ひとつひとつの筋肉が、どの方向に収縮するよう重なっているか?
イメージできたでしょうか!
機能的で Good なデザインですなー。
その割には一度ダメージをくらうと、慢性的に硬直しやすい部位でもあります …
体幹ゆえに、柔軟性を発揮するより固めやすい傾向にあるのかもしれませんね。
脂肪がまとわりつけば、冷えも蓄積しやすいしでしょうし形態的にも動態的にも尚更かもな。
いかがだったでしょうか?
ニュービー ( 初学者 ) の 「 3分ふっきんぐ 」
動診と治療のイメージ作りにお役に立てばこれ幸い。
おまけで大腰筋を表示。
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