野口晴哉の究極と、至高のフェルデンクライス その3
野口晴哉さんなりに啓蒙してきた
「 人間の裡 ( うら・うち ) にある自然 」
自然界では、自分の健康は自分で保っているのが普通ですが
今や、ペットちゃんすら病院でお世話になる時代ですね。
西洋医療の進歩ってほんとうに目覚ましいが、一方で病気の治癒は
「 何かに依存する事へ 」へと変わってきているようにも思えます。
病気になっても 「 治癒 」 するのは、本来備わっている力によるものと
前回 触れました。
しかし、「 やれ血圧が高いから ~の薬を飲まなくては! 」 と
まるで薬を飲む為にごはんを食べている人もみかけます。
これでは、どっちが主食なのかわかりませんよね。
まして、症状が出ない事を健康というのでは無い。
おいらは不摂生ですので、つい飲み過ぎ胃がムカムカ!
しまいにはリバースしてゲロゲーロなんてしょっちゅうですが
胃からすればこの働きは " 至極まっとう " です。
ムカムカは嫌! ましてもっと呑みたいなんて人の都合の問題ですし
これを症状と捉えれば、薬で " 抑える " ことも可能かもしれません。
使いどころの問題かと思いますが、薬や何かに依存しないと
健康が維持できないのであれば
それは立派な中毒ではありませんか?
もしくは不必要な搾取と考えてみませんか …
医の心は仁術なりでも、儲けを追求した算術にだってなる訳です。
そこで簡単なセルフヒーリング ( 養生 ) として、運動をしつつ実感の伴いやすい
フェルデンクライス・メソッドと、野口整体の活元運動にスポットを当ててみましたが
これらは " 気づき " を得ることで身体感覚を育成しようとするものです。
特に活元運動は、「 THE 自然治癒力! 」 と思える不思議な事象で
これって養生の極み? もしかして医療のパンドラの箱? なんて前回書いた次第。
但し、これを皆さんどう認識されるか?
興味あってお尋ねしたいと思う!
これ " 誰にでも備わっている " 感覚だと思われますか?
それとも " 異常 " なのか ・・・
西洋医学では、こうした不随意運動はバリスムやアテトーゼの類と捉えます。
中には遺伝性疾患のハンチントン舞踏病もありますね。
活元運動は、これらと類似していますが、どうなのだろうか?
活元運動を調べてみると、かつて修験道が行った霊動だとか
気功では自発功と呼ばれたりして
" 偏差 " を伴う事があるから中国で禁止されたなんて情報もあります。
/* 偏差 */ 魔境などと書かれているが ・・・ この辺の事は良くわからない。
そこで 「 舞踏病 活元運動 」 とアンド検索をかけたら、ありましたー!
Facebook のリンクを辿ってみると …
あれっ? これオイラじゃないか!! ヾ( ゚∀゚)ノ゙
まさか自分が投げた質問を見つけて歓喜したとなんたる不覚 …。
くそー、誰だおいらの目を盗んだ奴は!
モフモフ(´ω`*)
実を言うと、私にも活元運動かと思える体験がありまして、こうして調べて
類似性を指摘する声もなく、誰かにご意見頂けたらと思って書いている。
おいらの場合は、現在は発動させようと思わなければ普通にしていられるので
上記に挙げたような西洋医学での錐体外路障害や、脳に極端なダメージがあるとは
思っていませんが、そもそもが脳足りんで気づいてないだけかもしれません ・・・
どうしよう … 進行性のハンチントン舞踏病だったら!!
わたしが活元運動の事象に気づいたのは偶然なのですが、自分の感覚だと
身体に己を委ねると " 体が勝手に自己調整するように動く “ と感じた事が
はじまりだった。
なんじゃこりゃ? と不思議に思いましたが、直感的にこの動きを止めたくない
そういう感覚を覚えたのです。
つまり、「 ゴーストがそうしろと囁くのよ 」 です。
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しばらく身を任せていると、身体の不都合を元に戻しているような動作では? と
興味に変わってきましたが ・・・
といっても、その時はまだ野口晴哉さんの事も知らず
これがおそらく活元運動と知ったのは随分後の事。 それ以来ずーっと嗜んでいる。
今思えば、当初は体の歪みも酷かった為に動画のように激しく動いたり
強制的ストレッチとも言える格好になったりで、内蔵が捻れるような感覚もあって
気持ち悪くなった事もあります。
その後東洋医学に興味を持ち学び、手技療法も行うようになった今、活元運動に関して
“ 身体に己を委ねきるという感覚が " 誤解や語弊を生じているのかと思う。
自分の推測では、このような事象は動画のように極端でわなくても
あらゆるシーンで観察できます。
ウ~ン! と手足を伸ばしながら全身を硬直させたり、猫が伸びーっとする動作
サウナの中でやたら首をボキッと動かすおじさんまで。
施術中なら相手がモゾモゾと体動を整えたり、瞬間脱力後のたわめの間に ・・・
寝相なんていうのが一番わかりやすいかも。
みていると無意識にリラックスするような状況で発動するみたいで、皆やっている。
この状態に意識的にスイッチを入れる方法として、野口晴哉さんは活元運動を
紹介したようですし、また変なオカルトと勘違いされないよう錐体外路系運動と
説明している。 にも関わらず不思議系に流される人もいるみたいですが。
水は低きに流れ、人の心もまた低きに流れる ・・・
すっかり攻殻機動隊にはまっている感がありますが、活元運動の摩訶不思議を
「 身体に備わったリセット機能、もしくは運動学習の試行錯誤の過程? 」
として 次回 につなげたい! 長くてなってしまいましたね。
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