野口晴哉の究極と、至高のフェルデンクライス その1
おいしんぼの料理対決みたいですが、いささかマニアックな内容となります。
いったい何が究極で至高なの ・・・?
整体やボディワークに関心のある方でしたら、「 野口晴哉 」 さんや
「 モシェ・フェルデンクライス 」 の名を聞いた事があるのではないでしょうか?
フェルデンクライスメソッドは
「 30秒で首がほぐれて、しなやかになる体操 」 として youtubeで一時話題になっていました。
動画のように背骨を動かしてみると、その効果はすぐに実感できると思います。
私は、セミナーや直接指導を受けたわけではありませんから
推測にとどめますが、フェルデンクライスには
体の連動を呼び覚ます " メソッド( 方法 ) " がみてとれます。
通常は、頭部( 目線 )と連動してしまう身体の動きですが
その手順を変えるだけで、背骨を動かすリズムが変わります。
これによって普段意識できない 「 筋紡錘 」 の働きを賦活するのだろう。
動画の通りにやってみれば、今までこんな動きはしたことないな~と
違和感を感じるはずです!
その " 気づき " が 「 身体感覚 」 を呼び覚まし、いつもと違った
神経回路を刺激して、症状などを改善するとある。
フェルデンクライスさんの経歴は
物理学博士で機械工学系の技術者という肩書きだそうで
数多くの体操を考案したそうです。
この人自身が心身を回復せしめる " 身体感覚 " を
いつどのように獲得したのか? 気になりましたが
随分前に本を読んだのだけど、それらしき事は書いてあった覚えがない。
フェルデンクライス・メソッドWALKING―簡単な動きをとおした神経回路のチューニング
正月明けで、ちょっと真面目に書いてみようと意気込んでいますけど
年々、物忘れが進んでいるのかもしれませんね ・・・。
「 治療とは、自然治癒力の賦活。 」 たしかヒポクラテスだったか?
また、人間本来の力を引き出し健康に導く行為が
東洋医学の本質のように扱われますが、その意味である
" 本来の力 " とは何であろうか?
潜在能力とも解釈できると思います。
この本質に真っ向から取り組んだのが、野口整体創始者
野口晴哉さんではないだろうか?
先日、著書 「 風声名語 」 を読み返していたら興味深い一節がありました。
なんと! フェルデンクライス博士とのやりとりが!
面識があったことにビックリですが、そこにはこんなエピソードが …
フェルデンクライスは、病気を治し健康を獲得する為に
1700余りの体操を作ったそうだが、それでも足りないと言う。
そして、「 あなたはどれ位つくられたか? 」 と訊かれたと ・・・
それに対し、野口晴哉は オンリイ・ワン
「 生命の為の体操は一つで良い 」と答えたそうです。
活元運動 の事を言っているのですが、何のこっちゃ?と
思われている方もいるでしょう。
活元運動は自覚的な体験が無いと、なかなか理解できない事象ですし
気功の分野では自発功と呼ばれていたり、古くは霊動としてちょっと
オカルトチックに扱われていたりします。
だから不思議系と勘違いされたら嫌だなと思って
このネタを扱うにはちょっとためらいがありますた。
続きはWEBで! と言いたい所ですが、はなからWEBですし
WEBだからこそ、色々と知っている方に見てもらえるかもしれない。
まさかと思って探してみたら、動画があった。
ねっ! 異様な感じでしょ。
ただ、おいら的に 「 もしかすると、もしかして、ひょっとして 」
これって医療のパンドラの箱なのではと、大真面目に
この事象にスポットを当ててみたい。
次回、活元運動に踏み込みます。
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コメント一覧
究極と至高が逆のがしっくりくるような気が…