接骨院で働いてみて その3
こちらの記事は姉妹サイト「接骨院の開業方法」より、過去の投稿を移転し
接骨院の開業までをドキュメンタリーでお届けした内容となっております。
【 社会人学生篇 】
「 完治の判断は先生が決めるの? 患者さんが決めるの? 」
痛みって、本人にしかわからない ・・・。
整骨院では、患者さんが痛くなくなったからと " 自分で判断して "
治療に来なくなる事も多いそうです。
でも、それは患者さんの主観であってプロの目からすれば
再発の恐れがあることもあり、完治までの期間は先生がプランを立て
何回通院したら治りますよという形で、患者さんに説明しているそうです。
そもそも、「 痛みを取るって、どういう事なんですか? 」
院長先生に質問してみました。
すると、筋肉をほぐしたりして痛みをとる事と
痛む体を治療するという事は、全く別の事であると答えが返ってきた。
これは、東洋医学業界では当たり前の事なのかもしれませんが
この表現は、私にはものすごく衝撃的でした。
「 痛みをとる事と、痛む体を治すのは別? 」
打撲や捻挫等の痛みは一時的なものですが
痛む体を治すというのは骨格のズレを矯正したりして痛みをとる事なんだとか。
しかも痛む体を治すという事は、突然の怪我とは違い
慢性的な痛みの原因になっているので保険適応外。
重症診療患者という形で ” 自費負担 “ でも治したいという患者さんのみ
施術を行っているそうです。
また、骨格等の矯正は長期的に行う必要があり結果を出さなければ
患者さんの評判も下がってしまうとの事で、私の働いている院では
あまり引き受けないそうです ・・・?
当初は、保険の仕組みも知らずに
肩凝りや腰痛も接骨院で治せるものと思っていた私ですが
患者さんに対して、接骨院でできることって何があるのでしょうか?
まだ学業も始まっていませんが、最近考えてしまいます。
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