
食が細い割に、すぐお腹が張るわね。
たいてい下痢気味でしょ!
倦怠感でてるよ~。 話すのがおっくうなの?
顔色もくすんで黄色っぽいか、生気のない白。
ちょっと浮腫んでるわね! あんた最近めっきり痩せてきてない?
脾気が不足し健全に ” 運化 ” できなくなった状態。
飲食の失調、過度の疲労、他の急性や慢性疾患によって
脾気を消耗して起きるのよ!
臨床症状
・ 納少 ( 少食 ) 腹脹し、食後にひどい・大便は溏 ( 水様便 ) で希薄
・ 肢体の倦怠 ( 身体が怠い ) ・少気と懶言 ( らんげん : 話すのがおっくう )
【 脾の五主 : 肌肉 】 【 水穀の精+肺の清気=宋気 】
・ 顔色はくすんだ黄色か晄白・浮腫や消痩があったりする。
考察
脾気虚証は、運化機能の減退に気虚証が加わっていることが判断基準。
脾気が不足し、健全に運化できなければ、消化が遅くなり吸収した精微を
輸布する力がなくなって、水湿が内生 ( 体内から発生 ) します。
その水湿によってさらに脾気が障害されると、虚性の腹脹となります。
脾胃は表裏なので、脾気が不足すれば、胃気も弱り、腐熟作用も減退して
食べ物が胃に滞り、納呆食少 ( 食欲不振で少食 ) となる。
食後は更に脾気が障害され、ますます腹脹がひどくなる。 いわゆる食が入っても
運化しない状態だが、その病は脾にあり脾虚による腹脹をさす。
水湿不化 ( 水湿が消化されない ) で、水分が腸中に流れれば、大便が溏薄 ( 軟便 )
となったり、最初は乾燥していても後で水様便 ( 溏 ) となる。
脾は四肢と肌肉を管理しているが、脾気が不足すると肢体が栄養されず
怠くて力が入らなくなり ( 倦怠乏力 ) 、中気が不足すると少気懶言になる。
脾虚のため運化できなければ、水湿が肌表を浸淫し、顔色が晄白となり
浮腫が起きる。 脾胃は後天の本であり、気血を生化する源なので、脾気不足が
長引くと営血も虧虚となり、気血両虚の証になる。
気血両虚になれば、肌膚は血の濡養と温煦を受けられず、身体が徐々に
痩せてゆき、顔色がくすんだ黄色になる。
治療原則 : 【 益気健脾 】
【 舌脈 】 苔淡・苔白 / 脈緩弱
【 処方穴 】 脾兪・太白・足三里・中脘・三陰交
にほんブログ村
良かったらクリックお願いします♪
| 漢方・中医学講座 臨床生薬学編 カラー版 | |
![]() | 牧野利明,入江祥史 Amazonで詳しく見る |




Posted in
Tags: 












脾陰虚






