野口晴哉の究極と、至高のフェルデンクライス その2

野口晴哉の究極と、至高のフェルデンクライス その2東洋医学の穴
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野口晴哉の究極と、至高のフェルデンクライス

前回 (その1) のあらすじ・・・

医療とは自然治癒力にあり。 by ヒポクラテス

その ” 言葉だけを “ 啓蒙する人は多い。
じゃあ、具体的にどうやって引き出すの?

そうなると、経済学者に世界一の金持ちがいないのと一緒で
評論家がスポンサーから収入を得てゴシップを語るようなものとなる。

つまり、リアルさに欠ける。

これに対し、どう生を全うするかの視点からその唯一のメソッドを
「 活元運動 」 に見いだしたと思えたのが野口晴哉さんでした。

そこで活元運動にスポットを当てるに至ったのだが
この動画のように、一見不可解で理解しがたい傾向がある。





彼は早々に治療という行為を捨ててしまった経緯があるそうです。
どんな人物だったのだろう?



「 整体 」 という言葉が普及したのは、野口晴哉さんからと言われている。

今では街中に整体の看板を見かけますね。
なにかと都合良く解釈されるのが、現代の整体ですが

・ マッサージ ・ 矯正 ・ ツボ押し ・ バキバキ系

といった位にしか認知されていないのだろう。

良くわからないのが整体ですが、本来はどういった趣なのか?
彼の著書を読むと、本質がみえてくる。




直感的にわかりやすく、健康や治療に興味がある方は
一読される事をオススメしたい。

古さを全く感じないし、読み返す度に発見がある。



丈夫な体をつくる方法 / 大脳運動に於ける、筋紡錘・腱紡錘の作用


体には意識してやめようとしてもやまない不随意緊張部分がある。

この筋緊張が筋紡錘から絶えず大脳へ信号を発するので大脳は休まらない。
その休まらない大脳の反映が、又筋の不随意緊張となって現れる。

最初の不随意緊張は疲労の為に生ずるか、大脳緊張の脱力不能による
運動失調の反映か、そのどれであっても次の不随意緊張を誘導することは同じである。
その為体を弛めようとしても意識的努力だけでは弛めることは難しい・・・

或る姿勢に、或る大脳の活動方向がある。
悲しみの姿勢、考え込む姿勢、ガッカリする姿勢のあるのもこの為。

体癖と感受性が関連のあるのも、この辺に何か関わっているのであろう。





このような一節が随所に綴ってある。
また、体の癖による傾向をまとめ上げた ” 体癖論 ” など
その才能はもはやウィザード級。

この時代に凄い事に着目しているなと、自分の未熟さを思い知らされます。


フェルデンクライスさんもこの世代ですね!
この世代に手技療法って、著しい発展を遂げたのでしょうか ・・・

そのおかげで、UNITEの手技 ( Transmit Wave ) でも理論を構築する際に
凄く参考にさせて貰ったし、PNF を学ばれている方はしっくりくる内容だと思います。

例えば、姿勢を良くしましょうと言われると
皆さんピンと背筋を反らすように、背筋を伸ばすと思いますが
この行為が既に緊張によるものです。

リラックスした状態で良い姿勢になっているとは言えません。

また猫背のような不良姿勢というのも、無意識のうちに
行ってきた習慣的動作や、偏った体の使い方の蓄積された形態と言えます。

特に慢性痛などは、習慣的動作から凝りへと移行し
次第に痛みを引き起こしたケースがほとんど!

これらを緩和させたいが為に、マッサージや整体・鍼灸などの施術を行いますが


本質的な改善というのは、本人の中の自覚による処が大きい。


鍼で痛みを取ったり、マッサージで筋を緩めたりしても
他人から施された事にはかわりません。

また、医療に携わる者がいくら理論や概念を捏ねくりまわそうが、施術者本人に
体感体得できないものなら、それも自覚なき治療行為かと。

医療の理念とは裏腹に、誓いは破られる。 
言わなきゃ良かった by ヒポクラテス とでも言いましょうか ・・・。

特に経絡なんか、実感持って治療されている方って ・・・
口が裂けても言えませんね。 だって、ね!($)  困るでしょ!


野口晴哉さんが、生涯こだわり続けたことが

「 人間の裡 ( うら ・ うち ) にある自然 」

うちなる欲求を自覚することのできる身体感覚の育成でした。

案の定長くなってしまったので、次回に続きます。


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