手技開発ミーティング⑥
VOL 06 06.September.2009
鑑別診断のチャート作り と一緒に始めた手技の開発。
腰下肢痛の原因を分類し、各疾患ごとにどの手技が有効なのか?
試しながら体系化を試みてきた。
亀さんのようにゆっくりと進んだプロジェクトでしたが
ようやくゴールが見え始めてきた。
腰痛には様々なククリがあります。
「 筋筋膜性腰痛 」だけでも罹患筋ごとに「 起立筋 ~ 大腰筋 」まで、最低5パターン。
それらに合併型や急性・慢性期に合わせた手技の開発となれば時間もかかった。
最近は徐々に成果もみられ、腰が曲がって足の踏み出しづらかった
おばあさんが簡単な大腰筋の調整で、さくさく歩行するようになったり
体幹の調整を一通り試した後、メンバーの身長が伸びてる事態に大爆笑など
目にみえる効果も感じられるようになってきた。
それにあわせて 手技のコンセプト もはっきりするようになってきました。
鑑別診断にそった治療プログラムで「 10分~30分 」以内の施術時間に
適応させることです。
ほとんどの治療院は、【 保険診療10 ~ 15分、自費診療30 ~ 45分 】
この時間に適応させて効果を出せること。そしてこの時間中で差別化を図って行く事。
この業界の盲点は " 鑑別診断が曖昧 " な点にある。
いくら凄い手技を身につけても、使い方がわからなければ宝の持ち腐れで
車の整備士さんしかり、どこが壊れているかわからなければ修理はできない。
だからこそ鑑別診断のスキルが 「 決定的な差別化 」になると思う。
そして色々な手技の理論や技法を取り入れ、簡単で現場で使えるものにしていく事。
まだまだ試行錯誤とブラッシュアップの繰り返しですが、手応えが出てきました。
そろそろ自分達がやってる手技に名前を付けようと思い、デザインしてみた。
「 Transmit Wave 」
あんまり 「 波長 」とかって言葉は、使いたくなかったのですが
Ⅰa・Ⅰb・PIR などを用いる施術時に、体の連動が伝わるようにみられる事
Wave … その「 波及と伝導 」をイメージしながら
術者主体で波を引き出し届ける様から、「 トランスミットウェーブ 」と命名。
徐々に形になっていく面白さ。
こつこつやっていく事が大切と思う今日この頃です。
ディスカッション
コメント一覧
http://www.o-medicine.net – da best. Keep it going!
Joker
いやー、本当に視野が高くなりました(笑) 😆 。とにかく使えます、そして安全。鑑別診断チャートも完成度も高く使いやすい。うちではいつも追試していますが結果は良好で高齢者にも使えます。UNITE、いい仕事してます。 😛
GOLDWAX さん
コメントありがとうございます。
臨床での追試良好でなによりです。
開業3ヶ月を向かえ、治療効果・サービス・価格共に、他の整骨院から移転されてくる患者さんが多いのも納得。
UNITEのアンテナショップ的治療院 『 晴れやか鍼灸整骨院 』 さん