「 痛みの認知 」 の拡散論

2019年3月17日

voltarenEX

ボルタレンEXのCM。「 トレーナー 」さんの台詞が

「 病院行けよ!」 から 「 病院行こう 」 へと変わった。

はて? 「クレームからなのか?」 … 気になるネットユーザーも沢山いたようで
ググってみると既にグッドジョブな 「 動画 」 がありました。

なんで変更があったのかは? 興味がないのですどうでも良いのですけどいっその事

「 病院行くな! バージョン 」を

作ったら、治療院は喜ぶだろう。

というのも、そろそろ 「 痛みの認知 」 のされ方も
一般的に変わってきても良い頃合いではないか …? と思います。

ん? 末端鍼灸師如しが何を言う!

「 けしからん 0(`・ω・´)=〇 」 と、どこかの誰かさんみたく
通報しないで欲しいのですが

オラが鍼灸専門学生の時に始めた鍼灸のコミュニティでは、かつて

「 腰痛症 」 に対し 「 ボルタレン錠 VS  」 で、鍼の有効性をアピールしたら
どうか?と話が持ち上がった事がありました。

今思えば、そう遠くないロングロングアゴーの時代から、鍼灸師の皆さんは
「 鍼の効果を認知して貰いたい 」 と、欲求不満があったのだと思います。

さて、ボルタレン錠 と比べてみると、CMの 「 ボルタレンEX 」 というのは

ジクロフェナクナトリウムを患部にテープを貼りつけたり、スプレーで吹きかけたりして
体内に成分をなんとか浸透させ
 
COX ( シクロオキシゲナーゼ回路 ) の代謝を阻害し
PGE2 を生成させないように工夫されたものです。

※ PGE2 は 「 炎症・痛み・発熱 」 の原因とされる、体内の生理活性物質です

詳しく知りたい方は 「 アラキドン酸カスケード 」 を参照して下さいね。

早い話が 「 痛み止めの薬と鍼と、どっちが効果あるか試そうじゃないかと 」 …

という事なのですけど、当時ヒヨコ鍼灸師見習いだったオラの記憶ですと
筋痛症候群を現代医学的に解釈する先生達は、誰が施術を担当するか!

よし誰々先生だ! とこのテーマに対して勝ち気で医道の日本に話をもってけ的な
イケイケ感がありましたが、古典派の先生方は割と慎重な意見だったのを思い出す。

結局、各流派あわせての証明方法や立証となると、非常に検証が面倒くさいとの事で
ポシャッってしまった企画でしたけど、薬というのはいとも簡単に

代謝を阻害できちゃうのだから、凄い(怖い)ですよね。

当然 「 対症療法 」 に効果を発揮します。 そして、何故? 
「 病院行くな! 」 バージョンをワタシが期待したかと言いますと

「 ※ Myofascial Pain Syndrome 」

「 MPS: 筋筋膜性疼痛症候群 」 の一般認知が、当時と比べて
先駆者達の啓蒙のおかげで、随分と健康雑誌などにも広まるようになったからです。

そして、残念なのは

「 病院に行っても 」 筋筋膜性疼痛症候群の治療を行う処は未だ少ない…。

※ 病院のリハ室にもMPSの認識を持った、鍼灸師・理学療法士さんがいる処もあります。

また、本来 " 治療院 " が病院での処方に対し、割り込むスキマはココにあったのだから
もしこのCMが

「 病院行くな! 」 = 「 治療院に行けよ! 」 という意味合いで

患者さんに伝われば、鍼灸整骨院などの治療院のステータスは大きく上がり
双方ににメリットがあるのではないでしょうか。

「 痛みがとれなきゃ病院行けよ! 」 というCMの台詞には

「 筋筋膜性疼痛症候群 」 以外の疾患( 骨折や癌 )など、他の
「 重篤な疾患の可能性 」 もあるから、病院で検査したほうが良いぞ! って

意味なので、これだと認知のされ方は変わりませんね!

そこで、CMや大々的な広告に予算をかけられない治療院業界は

ハクティビズム 文化の育成に取り組んだらどうだろうか?

今流行りのLINEを乗っ取って 「 患者さんと治療院の為になる広告 」 を勝手に
拡散させたり、大きな病院のサイトを改竄して 

「 MPSの正しい認識 」 を掲載するなどだ。

もしくは、ご老人宅に電話をかけ

「 オレ オレ♪ 病院行くなら、治療院がいいぞ!  」 と

自主的いたずらレベルの 「 オペレーション・オレオレ詐欺ではないぞ作戦♪ 」 

をアノニマス( 匿名 ) で展開すれば、また違った意味で業界の展望も
みえてこようという空想を、いつか実現しようと思う妄想なのでした。

line 治療院ハック

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