胃寒

ツンデレ弁証論治
胃がきりきりと痛んでなかなか治りません。
酷いと引きつったように激痛がします。

体が冷えると悪化するようで、温めたりさすったり
少し食べると楽になりますよ。

食べても味が曖昧に感じると思います。

口の中が水っぽく、喉は渇かず、また
胃からポチャポチャと水の音がすることも


陰寒が胃腑を凝滞させたために起きる証候。

多くは腹部が冷えたり生冷の食品を食べ過ぎたり、過労で中焦を傷付けたところへ
寒邪を感受したりして起きたものが多い。


 臨床症状


・ 胃脘が痛み、軽ければ延々と続いて治らず、ひどければ引きつった激痛となる。
・ 冷えると痛みが悪化し温めると好転する。 口淡で喉が渇かない。
・ あるいは神疲乏力・四肢が冷えて温めると喜ぶ、食べると痛みが減る。
・ あるいは胃でポチャポチャと水の音がし、口に冷たい水が溢れる。


 考察


胃脘の痛みと寒象の合併が診断のポイント。
寒邪が人体を侵襲し、陽気が傷付けられれば虚寒証であり、陽気が遮られれば
実寒証になる。 寒邪が胃腑を凝滞させ、絡脈が収縮 ( 収引 ) して、気機が鬱滞
するので胃脘が痛む。

寒は陰邪だが、陽を得ると解け冷やせば更に凝固して流れなくなるので、冷やせば
痛みが悪化し、温めれば痛みが減る。 口淡となり喉が渇かないのは、陰だから津を
消費せず、寒邪内盛の証拠で実の胃寒である。

もし病気が長引いて、痛みの発作が繰り返され、陽気を消耗してゆけば徐々に陽虚と
なるので実から虚へと変わる。

中気が不足すれば神疲乏力となり、肢体か陽気で温煦されなければ、四肢が冷えて
暖めるのを好む。 食べると陽気がエネルギーをもらって元気になるので、しばらく痛みが
緩解する。

胃気虚寒では、水穀の精微を温めて消化できず水液が内停して水飲となり、飲が胃に
停滞して振動させると胃袋からポチャポチャ水の音がする。
胃気が上逆すると、口に清水が溢れる。

本証では、陽気不足が虚で、水飲内停が実となるが、病状は常に変化するので
虚実が混じった証になる。





 治療原則 : 【 温中散寒 】


【 舌脈 】    舌淡・苔白滑、白膩 / 脈遅弦
【 処方穴 】   脾兪(灸)/ 中脘・気海・足三里・公孫


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