チャートで理解する腰下肢痛の鑑別診断と治療法
「 セミナーでテクニックを習ってきたのに、結果が出ない … 」
高い金額を払ったのに、このような経験をされた方! けっこう多いと思います。
私自身そうでしたから …
その理由のほとんどは 「 鑑別診断 」 にあるのではないでしょうか?
どんなに素晴らしいテクニックでも " 症状が見分けられない " これでは
せっかく習ったテクニックも役立ちません。
車の整備士さんだって同じです。原因がわからなければ修理もできませんよね。
皆様ごぞんじのように、手技療法には様々なテクニックがございます。しかし!
「 何が原因で、どこを、どうやって施術するか … 」
まず、プランニングあっての施術テクニックです。
今まで習った施術テクニック … もっと役立てませんか!
勉強会参加者のアンケート
「 腰痛の来院頻度は確かに多い。ですが … 」
「 診断にあまり自信がない … そう思われている先生ってすごく多いです。」
そこで、この勉強会では 【 チャート1枚で複雑な鑑別診断 】 を理解し
あわせて症状ごとの施術法 ( 手技療法 ) も共有していきます。
今まで習った施術テクニックだって、きっと役に立つはず!
「 チャートで理解する! 腰下肢痛の鑑別診断と治療法 」
「 講義とテキスト内容 」
・ 「 脊椎圧迫骨折 ( 骨粗しょう症 ) 」
・ 「 腎臓・尿路結石 」
・ 「 椎間関節性腰痛 ( 急性・慢性 ) 」
・ 「 筋筋膜性腰痛 ( 急性・慢性 ) 」
( 起立筋・大腰筋・腰方形筋 )
( 深部外旋筋 )
・ 「 梨状筋症候群 」
・ 「 外側大腿皮神経痛 / 大腿神経痛 」
・ 「 仙腸関節疾患 ( 急性・慢性 ) 」
・ 「 股関節疾患 」
・ 「 すべり症・分離症 」
・ 「 椎間板ヘルニア 」
・ 「 変形性脊椎症 」
・ 「 脊柱管狭窄症 」 「 姿勢性腰痛 」
他、映像解剖学・オンラインビデオ学習など
「 筋のマッピングと触診 」
「 ~ さわって明確なイメージ ~ 」
治療ポイントの見つけ方や、筋線維が緩んだか? どこを調整するのか!
触らないと明確なイメージは持てません。又、筋を支配する運動・感覚神経の
理解は鑑別診断に必須の項目です。 マッサージスキルも飛躍的に向上!
「 歪みってなんだ? 」
関連痛と体の連動に注目し、手技のアプローチ能力を養おう!
「 筋連結と関連痛 」
「 ~ 体の歪みと症状との関係? ~ 」
体の連動 ( 歪み) を筋肉の連結から考察。
症状の原因と関連痛を理解し、応用が効くアプローチ能力を養います。
アナトミートレイン・経筋学を用いて、目に見える形で体の連動を理解!
「 他院との差別化には、ここがもっとも大事! 」 説明能力で差をつけちゃえ。
「 問診トレーニング 」
「 ~ 益々求められる説明能力 ~ 」
現場で必須のノウハウです。
「 問診 ~ 鑑別 ~ 説明 ~ 同意 」 まで、ロールプレーイングトレーニング
度々マスコミでとりあげられる : 整骨院の 「 不正請求問題 」
ご存知の方も多いと思います。
症状や治療の説明もそこそこで、いきなりベッドで施術 ・・・
工場現場のようにルーティン化した施術内容。
患者さんに説明や同意を得ないから、こうした問題にも発展するのでは?
そこに必要とされるのも鑑別診断能力です。 これができれば説明するにも困りません。
またこうした問題は、柔道整復師さんに限った事ではありません。
専門学校の規制緩和で毎年1万人以上増え続ける有資格者。
それに伴った治療院の乱立。
ましてインターネットの普及で、自分で症状を調べる事のできる時代です。
” 口をにごしたような説明 “ で納得しない患者さまも増えてくるでしょう。
賢いスキルアップは 「 何故効く?」 & 「 どう使う! 」
「 どうして効くのか? 仕組みを理解するのが賢いスキルアップ! 」
「 脱力法の原理と応用 」
・ 伸張反射のメカニズム
・ 主動筋( + 協力筋 )と拮抗筋
・ 相反性神経支配 「 Ⅰa抑制 」
・ γループと脳からの運動路
・ γ運動ニューロンの役割と運動調節
・ 腱紡錘 ( Golgi ) と 「 Ⅰb抑制 」
・ 西洋・東洋のテクニック / 様々な活用法
この勉強会で扱う施術方法のひとつに 【 筋の脱力や弛緩 】を狙ったテクニックがあります。
操体法などが有名で効果も大変優れていますが、ひとつ大事な事!
「 仕組みを理解して使っていますか? 」
何故、この方法で筋肉が緩むのでしょう?
ごく単純なことですが、多くの施術者はこの問いに答えられません。
「 そういうものだから 」 「 感覚でりかいすることだから 」 ・・・
それは、型を覚えただけに過ぎませんね!
賢いスキルアップは、根本的な仕組みを把握することです。
その理論的裏づけである Ⅰa・Ⅰb抑制など、生理学的特性を詳しく理解し
体の連動を筋の連結で考察! 目に見える形で罹患筋群にアプローチしていきます。
またどんなに効果の優れた手法でも “ 複雑な動作は “
お年よりや痛みの強い患者さんには不向き。
動作を極力シンプルなものにして現場で使うことを最優先しました。
勉強会では、まず各症状に合わせて手技を覚えます。
パターン化されているので、練習すれば徐々に役立ちます。
それから複雑な症状にも、臨機応変に手技を組み立てられるような応用力を獲得するのが目標。
「 手技療法 」
「 ~ 脱力法を用いた独自の調整法 ~ 」
操体法・PNF・METなどで行う “ 筋脱力操作 “ に加え
マッサージやストレッチ、鍼灸理論を組み合わせた
独自に勝手に命名した!トランスミットウェーブシステム理論。
( 保険・自由診療 ) にあわせて、15~30分で施術を行います。
受講料 : ※ コースリニューアル検討中…
現在、募集はおこなっておりません。
この勉強会の目標は 【 問診~ 鑑別~ 説明~ 施術 】 まで
治療院に必須の項目を習得する事。
その目標が達成できるよう、最善の方法を尽します。
しかし、受け身な姿勢ではスキルが身につかないのも事実です。
勉強会では 20% の人が習ったことを試す人と言われているそうです。
さらに継続して練習する人は、その中の20% ・・・ つまり 100人中4人が
スキルを身につける。 ( 開業成功率0.3% とほぼ同じ )
せっかく受講して頂いて “ 役に立たなかった “ ではお互いのためになりません。
望ましい結果を求めるには、ご自身の “ 目的 “ にもよると思います。
成果 = 目的あって ” 技術・知識を習得すること ”
ここが一番重要ですよね。
多くのセミナー広告には ” 簡単に治せる! すぐに儲かる! “
そう感じさせる記載もみられますが、私は誰でもすぐできるような知識と技術で
差別化が行えるとは思っておりません。
練習も経験も積まないで上手になりたい、見聞きするだけで満足なかた
安易な方法をお望みの方は、この勉強会は向いていません。
「 手技の技術を試せる環境がある、又は作る努力ができる方が対象。 」
本当にスキルアップを望む方と真剣にお付き合いさせて頂きたく思っています。
どう生き残ろうか?
はじめまして、セラピーネットワークUNITEを主催する今村 ( 鍼灸師 ) と申します。
わたし自身、腰下肢痛の治療に随分悩んだほうではないだろうか。
効果が全くでなかった時の挫折感。 一方、症状の酷いぎっくり腰などの患者さんは
“ 治療院へ行ってもひたすら安静と言われるだけ… “ 不満の声も多く聞きます。
それだけ、腰下肢痛に対して満足な結果を出せている治療院は少ない。
どんどん治療院が乱立してくるこれからの時代。 … あなたの武器はなんですか?
私自身その思いから有志を集め、差別化を図ろうと鑑別診断を簡略化し
症状毎に施術方法を作成しはじめたのが数年前。
メンバーと試しながら臨床で満足な結果を残せるようになるまでは
想像以上に時間がかかりました。 【 手技開発までのエピソード 】
そんな最中メンバーが開業し、整骨院激戦区の中この施術を用いて
わずか1年経たずで “ 未だ新患さん “ が途切れない治療院となっています。
整骨院のニーズ ( 必要性 ) は安さだけでは無くなってきました。
これからシビアになってくるのは “ 評価 “ です。
そこに必要なのが、まず “ 鑑別診断力 “
私がそうだったように、多くの先生方も腰痛を “ 漠然な症状 “ と捉えて
施術されていると思います。
この疑問から多くの勉強会やセミナーに参加しました。
だからはっきり言える事がある。 結局、鑑別診断ができないと技術は役立ちません!
わたし達は、この腰下肢痛の鑑別診断を、誰でも理解できるようチャートにまとめ
症状毎に最適と思われる手技療法を組み合わせて施術を行っています。
また、こうした思いから、UNITEという草の根的な勉強会をはじめました。
日々臨床にあたるプロフェッショナルな意識をお持ちのかた、開業を志す方々に
この勉強会を役立てて頂けたら、互いにスキルアップできるし超ラッキーと思っています。
今村正保 ( 末端の百姓雑魚鍼灸師 )
好きな詩 あしたのジョー「美しき狼たち」 by おぼたけし
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【 UNITE 腰下肢痛勉強会より図を抜粋 】 今回の症例のように、膝を持ち上げる筋肉 ( 大腿四頭筋 ) に […]