ジャガイモの超浅植え&へそ取り栽培 

2022年10月28日

簡単手間いらずで多収穫なるか?

ジャガイモの超浅植え&へそ取り栽培を試してみました! 

ジャガイモは、茎の一部(ストロンと呼ばれるわき芽)が成長し
その先端部分が肥大して芋になります。

ジャガイモは窪んでいるヘソの部分と先端の頭があり、ストロンはヘソについていて
人間に例えると「 臍の緒 」のような役割を担っているそうな。


そして、ジャガイモを植える時にこのヘソの部分を切り落とすと
種イモ内のホルモンバランスが変化するらしく、今まで芽を抑制していた働きが弱まって

より活発に芽が成長するらしい!

ジャガイモが長期間保存できるのも、芽の成長が止まって休眠しているからだそうで
農家さんでは「 親からの乳離れ 」と呼んで、ヘソ取り栽培をされているところもあるそうです。

今回はジャガイモのヘソ取りに加え、「逆さ植え & 超浅植え栽培」で
ジャガイモを育ててみたいと挑戦してみました。

まずは良く耕し、やや酸性ぎみにした土で畝をこさえて黒マルチを貼ります。
条間45cm、株間20cm程で植えつけてみました。 

ヘソ取りして切り分けた種イモは11個ですから、22個植えれます。

買った種イモが一袋11個入って確か300円位でしたので、沢山収穫できたら
相当コスパも良くなるはずですね!

また、逆さ植えにすることで芽は一旦下に伸びてから地表に出てくることになり
ストレスが加わったぶん強い芽だけが生き残るって寸法です! 

しかも根は、すぐ下に根付く事ができる。

そして、マルチの下で「 超浅植え 」にする事で、手間のかかる土寄せや除草も不要となり

日光にあたってイモが緑化し発生する 「 ソラニン 」 の問題も気にすることなく
収穫の時はマルチの下、地表付近にイモが育っているので

掘り起こさなくて楽に収穫できるそうです。

この方法なら、楽して放置して栽培できるはずですだ!😎

さて、手間をかけづに楽して多収穫できるか?
今後の展開が楽しみです。

ジャガイモ栽培の秘策はこちらに詳しく書かれていますよ。

3月頭に植え付けて3月末から発芽中 …

そして、「逆さ植え+浅植え」の収穫の結果がこちら!

11個の種イモ(300円)からこんなに沢山収穫できました。
LダマMダマもけっこーあります。

1個の種イモを半分にして、22個植え付けて100個以上収穫できたので
はじめてにしては上出来か?

マルチをめくると、ゴロゴロ芋が付いていて掘り返す手間もさほどありませんでした。

ジャガイモの超浅植え+逆さ植えはおススメですよ~

でも、100個なんて家族4人でしたらあっと言う間に消費しちゃう量なのかも。

1年間分をまかなうとすると1500個は収穫したいものですね。

春・秋2回栽培できるとして、600個づつか・・・

まだまだ畝を拡張しないと自足にはほど遠いですね!

がんばらなくちゃ・・・

今回嬉しかったのは、はじめて保存がきくような作物を収穫できた事でした。
上手に保存できれば半年位保存が効くようです。

そして思った事は、ジャガイモって3か月で栽培できるし
庶民的で気軽な価格で購入できますけど、沢山作るにはそれなりの面積が必要なんだなと。

ジャガイモ農家さんって、さぞかし広大な土地で栽培しているのだろうな~

私たちはあまりにも食の栽培の事を知らずに済んでしまっている便利な世の中に生きています。
食の大切さをより一層強く感じるようになった今回の収穫でした。
 

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