慢性痛 RE : PAIN「 痛みを伴う改革 」
本来は、「痛くないはず」の刺激を痛いと感じる事を …
異痛症 ( アロディニア )と言います。
今回は、末梢感作から経過した、このやっかいな慢性的な痛みについて取り上げてみます
なぬ、なぬ?
「 神経膠細胞ミクログリア連関 – P2X4 受容体の活性化 」が、なんちゃら?
末端鍼灸師には「プレステ2」 と 「Xbox4」 に欲張って互換性を持たせようとしたら
コントロールボタンの ○ を押すと、× が出力されるようになった … 《゚Д゚》
かんちゃらという事らしいが・・・そんな感じの喩えで理解して頂ければと思います。
先日私は、知り合いの先生の畑で取れた大根を頂きまして
さっそくオロシにしたら驚愕の辛さだっら … 《゚Д゚》
鮮度の良さ予想を超えて、舌がピリピリ … これも一種の異痛症だろうか?
というのは冗談だが、ほとんどの場合 「 痛み 」 とは何かしらの病状を示すサインで
動画だと 10人に一人は「 回復 」しても痛みが残ると言っている。
かなり多いのだなと思った。
そして残った痛みが「 回復 」せず、「 異痛症 」へのプロセスを辿ってしまう
ケースがあるとの事。
何故このような事が起こるのか?
繰り返し入力される刺激の学習という点では、「Wind – up」 や 「中枢感作」 が
有名かと思われますが
神経膠細胞が何かしらの切っ掛けで起動すると、DNAが新たなタンパク質を合成しはじめ
その神経伝達物質が四方八方へ溢れて周囲の細胞に作用し、イレギュラーな慢性痛を感じ …
どうやらそんな説明っぽいです。
うーん … いまいち「 異痛症 」の明確な定義がよくわかりませんナ。
Aδ . C / AΒ 神経線維が「 混線 」して、全て痛みだって感じてしまう現象って事なのか?
勉強不足ですいませんネ!!
タンパク質の合成よりも、お金の合成なら嬉しいのに「 痛み 」ですと困ったものです。
また、東洋医学的には 「 意味のない身体反応はない! 」と捉えたくなるもので
「 過剰な合成は、それを抑制する系とうまく拮抗していない 」 からではないか?
陰陽とはそういうものだ! と、推論したくもなりますが
こうやって引用すると、うんちくに喜ぶ患者さんもいる ・・・ 《゚Д゚》
難しい事はあっしには良く解りませんので、専門家の先生にお任せして
緩和へ至るプロセスに着目していこう。
動画では 「 神経系の再教育 」 もしくは 「 認識変化 」 のプロセスにおいて
時として、苛烈で不快な 「 理学療法 」 や痛みに対してはあまり効果のない
「 鎮痛剤 」を用いて … とあります。
オブラートに包んだ言い回しに聞こえますが、これってもしかしたら
偽薬でも効果は変わらないということではないでしょうか?
さらには痛みの原因となっている 「 細胞 」 に対しては
局所麻酔で眠らせるとはっきりと言っています。
ミクロな目線で語られていますが、細胞は 「 筋肉 」 内にも含まれています。
あたりまえですが…
おやっ? それなら多少の痛み( 響き )を伴う、鍼や運動療法でもいいじゃなーい!
これはきっと 「 痛みを伴う改革 」 が、有効なのでは?
末端鍼灸師というのは自分の都合に合わせてものを考えるのが特異でして
もっとも、心理面のサポートや食生活などを含めた回復のプロセスと
認識変化が重要なんだろうけど
かつて政策において 「 痛みを伴う改革 」と連呼した総理大臣が
いたのを皆さん覚えているでしょうか?
そして、蓋をあければ痛みだけが残った現在がある ・・・
政策だろうが施術だろうが、消費者は騙されたと思うでしょう。
しかも今度のTPPでは、食の安全も脅かされるやもしれないとの噂!
生活が潤えばまだしも、「 健康とは医食同源 」da!
あー こんな事を、鍼灸師が声を大にしてお医者さんに言えたら良いよな~
末端鍼灸師は、さっきの大根の辛さを思い出しました。
どうやら大根痛が中枢感作に至ったようです。
確かに食については以前、必須脂肪酸 のダイエットサイトを作成した時
炎症などに関わるリノール酸からのアラキドン酸カスケードとα-リノレン酸からの
抗炎症を比較した事があった。
これからは 「 症状 」 と食生活との関わりに、もっと施術者が
目を向けざるを得ない時代がすぐそこまで来ていると感じます。
皆さんでしたら、痛みを伴ってでも改革したい事ってどんな事ですか?
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