秋野菜の準備に追われて
2017夏。 東京は15日以上連続の雨が降りました。
異常気象なのですかね?
8月に入ってからの雨つづきで、はじめて収穫できた夏野菜達も
そろそろ終焉をみ送る感じとなりました。
元々水田だった事もあり、水を沢山吸って成長するキュウリや茄子やズッキーニも
初めての栽培にしては割かし旨くできたのではと、手前味噌ではあるが
個人で消費する分には充分な収穫であった。
なんせ育ててみないと、どれ位の収穫があるのかさえ初めてで全く検討がつかなかったし
ズッキーニなんて、どんな風に成長するのかさえわからなかった。
こんな風に地を這いながらトグロを巻くように成長するズッキーニでした。
本で栽培方法をみた時は、畝幅を広くとると説明されていたが育ててみると納得いきますね!
とにかくイマジネーションできない事を、わからないながらも成長に追われて栽培してみた
というのが今回の体験でして、水没するような休耕田からの転作を行なうのには
土質や畝の高さなど・・・改善したい事が多々でてきました。
とにかく土を高く盛らないと、地中に育つ秋野菜を育てるのは無理かもしれません。
しかし、もう砕いて振るった土はほとんど使いきってしまいました。
思い切って土を客土(他所から土を搬入すること)する事も調べてみましたが
素人からしたら土って思いのほか 高価でして、広さにもよりけりでしょうけど
30~40cmの高さで盛るとなれば、10tダンプで何台必要か?という感じです・・・
お友達の造園屋さんからは、土作りをしながら10年で100万円位かけるつもりで
進めて行ったらどう?とアドバイスを頂きましたが
「 おう! いくらでも盛ってくれ! 」
そんな台詞は、妄想の中で「 粋 」に吐いてみせるものの…
土をどっさり盛られた畑がイメージできても、金がなければイマジネーションの具現化すら
難しいのです。 … 貧乏は嫌ですね!
どうやら僕の計算の苦手な左前頭連合野や頭頂葉が「現実問題」としての答えを
導き出しつつあった。
秋野菜を育ててみたい! なんとかならないかな?
そう途方に暮れていると、一通のメールが!
それはジモティーからのリマインダーメールであった。
なんと!割りかし近郊で 「 芝生の床土 」 を処分したいとの事だ。
しかも残土と違って、ガラや石は入っていないというではないか!
どうやら土神様には、まだ見捨てられていないようです。
という訳で、さっそく交渉を済ませ運んでくる運びとなったのですが
芝生が剥がれた防草シートの上に積まれた15cm程度の土 …
これを土嚢袋にせっせと詰め込んでいくと、けっこーな量です!
当然全て積みきれづ、3000円でレンタルした軽トラに40袋を積み込み一旦畑へと向かったのですが
立体交差のような坂道を上がると、アクセルMAXで15㌔位しか速度がでません!!!!
ゲッ! しかも下りではブレーキ踏んでもなかなか止まらずで
久しぶりにまじで焦りました (汗
夕方まで往復すること3往復。
軽トラ返却時間が気になりつつも積載オーバーを避け
20袋づつ運んで、この日は計80袋頂いてきました。
どさっと運んで盛るのはかなりのハードワークで、このまま汗だくで
泥だらけになって心筋梗塞でも起こして死んだら、悔やみきれませんね。
まだ後数回、運んでこないと全部もってこれないと思うが
値段だけを考えれば、土を購入するよりは安く済んだのではなかろうか?
業者さんに頼めない身分の間は、時間と労力をかけるのは致し方ないです。
ここ数日は、運んできた土を手で砕きながら大根用の畝を4日がかりで盛りました。
体力は減りましたが、盛ると気分は上がりますね ↑
まだ土は余っていますので、夏野菜の終わった畝の土と混ぜて
なんとか秋野菜を育てる事ができそうです!
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