「 現代鍼灸トーナメント 」 ラウンド2

2016年8月30日

前回の初戦 … 運動鍼を 「 バキ風 」 に、パロってしまった流れから

「 短縮痛 」 と 「 伸張痛 」 に触れてしまい

できれば、遠慮したいめんどくさい内容の展開となっています。  0(`・ω・´)=〇

ですが、まだまだお正月気分は抜けないし、皆さんだって難解な記事なんて
読む気になんてなりませんよね!

そうだ! そうだ! 

ならば、秀逸な記事を提供して下さっている諸先輩方のブログを参考に横着させて頂き
また、鍼灸の良さを知ってもらいたいと健気に若手鍼灸師さんが始めた

「 人体力学と鍼灸治療 ( 現在非公開 ) 」 というブログから

まるまる文章を横領できる様に、育ってくれる事を期待して
本日は簡潔な 「 おもてな 」 を …

遅ればせながら年末に、「 あまちゃん 」 ダイジェストをみることができました。  

(∩´∀`)∩ワーイ

鍼灸の復興ぬは、「 何が必要 」 なんだべか?

 

若い世代でまじめに取り組む鍼灸師さんが、奇をてらわずとも幸を望める環境が必要ですね …

最近の鍼灸師さんの広告をみていると、美容鍼ならまだしも 「 不妊治療 」 とかっ
いったい卒業したての鍼灸師さんが、どこで臨床経験を積んだのかと全く持って疑わしい・・・
 
そう思うのは、無料動画の 「 あまちゃん 」 探しに必死なオイラの言うことではありませんでした。 

ゴメンナサイ。

それでは、動診や理学テストに役立つ運動痛の分類です!

・ 収縮痛 ( 活動痛 ) =  傷害筋を "  随意収縮  "  したときに生じる

・ 短縮痛 = 傷害筋を  "  他動的  "  に短縮させたときに生じる

・ 伸張痛 = 傷害筋を自・他動的に伸張させたときに生じる

厳密にはもっと細かい分類なのですが、トリガーポイント研究所さんでは

「 どんな時に痛むのか? 」 「 疼痛回避姿勢 」  の解説がありますから

初学の方はリンクを参考にして頂いた上、下図のような場合どのような
疼痛回避姿勢となるか? ( ※ めんどくさいから側屈限定にしました。 )

考えてみましょう!

余裕のある方は、「 筋痛症候群以外の可能性 」 も考えてみましょうね!

まずは収縮痛であるならば、疼痛回避の姿勢ってこんな感じでしょうか …

では次に、筋腱移行部 ~ 靭帯などで起こった損傷や炎症による痛み

「 エンテソパシー ( 腱・靭帯付着部症 ) 」 についてです。

これもすでに要点と鍼治療がまとまった 「 はぐれ針灸学 」 さんの記事と  

腱付着部症とトリガーポイントの総括として、現代医学的鍼灸治療から
「 筋々膜性疼痛に対するトリガーポイント療法の整理 」 をご参考に!
 

なぬ? リンクに飛ぶのがめんどくさい

かなりストイックに横着な方もいるようですので要点をまとめますと …

筋肉は、縮むことしかできない性質があり
そこにトリガーポイントが形成されたりすると痛む。

また、腱移行部 ~ 靭帯などに損傷や炎症が起きると
伸張されても痛みが感知される可能性がある。

4行に横着しましたので、再び図に戻ってみてみましょう。

どうでしょう? さきほどと比べて見方が変わりまたか?

動診で考慮するポイントが増えたはずです。 また適切に判断された場合
患者さんはラッキーですね! そして今、あなたのスキルも向上しました。

(∩´∀`)∩ワーイ

ちょっとわかりづらかったかも知れませんね! というのも

「 ※ 腰椎 」 などでは、エンテソパチーが発生する可能性も
なきにあらずだそうですから、筋収縮が慢性的になっていった場合

不意な動作や、短くなった筋肉が徐々に 「 腱移行部 ~ 靭帯 」 などを引っ張り
エンテソパチーに波及したったなんて事も考えられます。

そうなると、縮めても伸張させても痛む 「 ガッペ複雑型 ! 」 となる。

エガちゃん語のわからなかった人は
随意・他動でスクリーニングする意味と、どう役立つのか?

復興中の勉強会にいつか横着しに来てください。

 

♪ 来てよ その火を 飛び越えてー

施術者の認識の持ちようしだいで、動診時に混同しやすい
「 現代鍼灸トーナメント一回戦 」 での課題はクリア!

まだまだ、急性・慢性 … 「 筋痛症候群 」 以外に様々な要因がありますね
しばらくの間、あまちゃんをみたら三回戦に続くかも …


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