肝風内動 ② 熱極生風
熱が極まったことにより風を生じ、熱邪が亢盛となって肝風 ( 痙攣 ) を誘発。
邪熱が激しくなって肝経を焼いた為に発病する。
臨床症状
・ 高熱で意識がぼんやり・狂ったようにもがく・手足の抽搐 ( ちっく )
・ 項頚部の強張り、酷ければ角弓反脹 ( 体がのけぞる )
・ 両目が上を向く・牙関緊閉 ( 歯を食いしばる )
考察
高熱と肝風の両方があるのがポイント。
熱邪が立ち昇り、肌膚に充ちるので焼けるように熱い。
熱が心包に伝わり、心神がぼんやりして乱れ、意識が曖昧になり
発狂したかのようにもがいて落ち着かない。
熱が肝経を焼いて津液が煮られ、肝風が誘発されて手足が抽搐し
頭頚部が強直し角弓反脹、両目が上を向く・牙関緊閉など
筋脈の痙攣が起こる。
スパイダーウォークして高熱があれば完璧です。
治療原則 : 【 清熱熄風 】
【 舌脈 】 舌紅絳 / 脈弦数
【 処方穴 】 手の井穴・大椎・曲池・然谷・太谿・中脘・豊隆・頬車・合谷
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