腰痛されど腰痛 ②
腰痛されど腰痛 ① の続き ・・・
未曾有の大災害。
「 福島原発どうなる？ 」のかと、もはや見守る事しかできない最中
前回の腰痛治療の続きです。
この日に約束がしてあったのは、もはや運命。
これが「 最後の治療ですかね? 」なんて、妙な談話をしながら施術をしました。
非常事態の最中、備蓄の買出しやら何をするにも腰痛ですとネックですね。
まして前回のようにドーゼで動けなくなってしまったら ・・・ 責任重大です。
最初は２寸３番鍼でゆっくり施術をと考えていたが、地震が心配で時間をかけたくない。
「 ましておいらも、 これから買出しに ・・・ 」 いかねば…
迷わず太い中国鍼を選択しました。
また、輪番停電もあるとのことでロウソクも用意。
リスクを最小限にと思い、マッサージで入念に背中全体を弛め
側臥位で片方づつ刺鍼する作戦です。
以前の治療でめぼしをつけていた、右腰方形筋・多裂筋に施術。
左腰仙骨上のごっつい多裂筋の硬結に刺鍼。
抜鍼後、動態テストで確認。
ズボンを履いても痛み無く、前屈痛も改善。
これで多少は安心です。
ＴＶで震災地に取り残されたご高齢の老人をみたが体の不自由って深刻な問題。
今回の腰痛は " リスクを減らしながらどう取り組むか "
原発問題と一緒ですね！ 改めて良い経験になりました。
今、福島原発で命を賭して対応しようとされている " 現場にいる方々 " に敬意。
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