なぜ、現場でやらない事まで習うの?
こちらの記事は姉妹サイト「接骨院の開業方法」より、過去の投稿を移転し
接骨院の開業までをドキュメンタリーでお届けした内容となっております。
【 社会人学生篇 】
複雑性骨折( 開放性骨折 )は柔整師は治せません。
もし事故の現場に居合わせたとしても、できることは
傷口をブラッシングして救急車を呼ぶことぐらい。
もちろん、病的骨折も治せません。
できるのは、ちゃんとした整形外科を紹介してあげるくらい。
まだ、始って数カ月ですが、骨損傷や関節損傷について
難しい症例を習っているのだと思います。
しかし、ふと思うのが
自分たちにできない症例を覚えても、将来何もできないだけじゃないのか。
なんて思うのですが、皆さん、どう思いますか?
それで、先生に聞いてみました。
柔整師で治せない事ばかり学んで、それが現場に出た時に役に立つのですか?
ただ、整形外科に行って下さい・・・
それって整形外科の案内をしてるだけじゃないですか?
そうしたら、先生のおっしゃった言葉でなるほどと思ったことがありました。
「 できないことをわかるために覚える必要がある。」
できないことをわからずに、誤った処置をしないために学ぶという事です。
なるほど。と思いました。
柔整師は医者に比べたら学ぶ期間も少ないですし、医療としてできる事も限られている。
レントゲンも病院に勤めない限りすぐに見れる状況ではない中で
いかに適切な判断をするかが腕の問われるところなのでしょう。
不服に思わず、しっかりと学びたいと思います。
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