だって、テンセグリティーやねん。
「 人間の身体は風船のようなものなのだ 」
> ANATOMY TRAINS OFFICIAL JAPAN SITE から引用
風船のゴム皮部分は ” 張力の要素 ” であり、中から外へ押し出そうとする
空気とのバランスがとれるまで、引っ張り込もうとし …
そのバランスによってサイズは決定づけられる。
風船モデルの空気の代わりに、連続した棒を用い、風船のゴム皮部分に
ゴムひもを代用すると、典型的なテンセグリティーの構造を得ることができ
棒の代わりに骨を使い、ゴムの代わりに筋筋膜を使えば
「 筋筋膜のテンセグリティー 」 を得ることができる。
という訳で、ちょっと難解な説明でしたが
テンセグリティモデルを作ってみました。
テンセグリティ ( tensegrity ) とは、バックミンスター・フラー により
提唱された概念で、Tension ( 張力 )と Integrity ( 統合 )の造語。
その構造モデルが、人体にも見立てることができるので
手技療法やボディワークにも役立つ概念として、ご存知の方も多いと思います。
ちゃちゃっと作ったので、棒の切れ込みが揃っていなかったようで
歪んじゃいました。
何とかバランスを修正できないかと、ゴムを引っ張ったり
捩ったりすると、ある箇所の影響が波及していきます。
そうです。 \(◎o◎)/ これこそが
「 筋膜系の協調運動が全身に波及する “ 証? " 」
皆さんにはこんな経験がないだろうか?
一人の責任を皆で反省するように! と、明日まで 「 全員丸坊主 」なんていう部活話。
今は個人が優先されやすいですから、「 腐ったミカンの方程式 」のように
切り捨てられてしまうのかもしれませんが
昔は、テンセグリティーな " 連帯責任 " が重んじられました。
どうです、ゴムの部分を筋肉に見立てれば 「 緊張 」が
全体に波及して行く様子が、イメージできるのではないでしょうか?
テンセグリティは、構造システムが破綻しない範囲で、部材を極限まで
減らしていった時の 「 最適形状の一種 」 とも考えられているそうで
人体の各ユニットにも想定する事ができる。
テンセグリティーモデルは色々ある ⇒ 【 intensiondesigns.com 】
また、試作品にプニプニ負荷をかけてみると、フレキシブルでリカバリー範囲も
広い事がわかります。
さて、これをどう役立てるかですが
" 筋筋膜のテンセグリティー " については 「 脳‐身体‐心 」の治療室より
「 B.フラーとT.ヤンセンに膜系連鎖を学ぶ 」がおススメ!
この動画をみていると、動きやエネルギーが 「 滞りなく 」 伝わる様子が見て取れます。
イメージするのも、理解するのも簡単!
ここまでは、専門的な知識がなくたって誰にでもわかると思います。 がっ!
では、もしあなたの体や、世の中が歪んでしまったと仮定しましょう。
皆さんなら、どうやって解消しますか?
思い描けた方法があなたの出来る事!
どんなイメージが浮かんだだろうか?
イメージできなかったら歪みも解消できませんよね。
基礎をないがしろにしたら 「 困ってしまうやねん! 」 て話。
あー 教育って大事ですね …?
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