肝風内動 ④ 陰虚動風
陰虚から虚熱が生じ、熱が上昇して風の症状を呈する。
肝陽化風に類似します。
臨床症状
・ 手足のふるえ・ときにけいれん・あるいは痩せる
・ 皮膚の乾燥・のどや口の乾燥
・ 目がくぼむ・視力減退・動悸・目眩・耳鳴り
考察
肝も腎も虚しているので、痩せて筋骨を栄養できない。
乾燥は、虚火で津液が枯渇し上焦を滋潤しなくなるため。
目の乾燥は肝陰不足の特徴。
虚火と心腎不交で益々、神 ( 精神 ) が安定しない。
治療原則 : 【 滋陰熄風 】
【 舌脈 】 舌紅絳・苔少~無苔 / 脈細数
【 処方穴 】 膈兪・肝兪・腎兪・三陰交・太衝・太谿・百会 / 風池・陽陵泉
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