現代鍼灸トーナメント「 歪み抗争勃発 」

2019年12月8日

はじめて読まれた方の為に、ラウンド2を振り返る。

・ 「 とうつう回避姿勢 」って、なーに? 
・ 「 収縮痛と伸張痛 」は、どう違うのか?

こんな内容でした。

臨床に慣れた先生なら当たり前の事でも、学生さんには役立つであろうと思い
ざっくばらんに進行していきましょう。

腰部の動態テストは 「 前・後・側屈・回旋 」 の動きや 「 重心移動 」する際に

どこがどう痛むのか? はたまた、筋肉の長短を考えてみたり、協動筋・拮抗筋の働きなど
イメージしながら要因を推測していきますので

臨床に忙しい先生方は、複雑な情報量を短時間で処理して診断している事になります。

まったく!そういうめんどくさい知識を蓄えるのにイクラ投資したことか!
と、思われている先生も多いでしょう。 
 

なので、もっと治療費を頂きたいはずです。

そうだ! そうだ! 
 

おやっ? ギャラリーからは

「 筋痛症候群以外の要因も考慮しないのかッ … ぼけっ 末端! 」

というヤジも飛んできておりますが、まったくその通りでして

「 鑑別診断 」 は、横着するのが難しい領域です。 
 

全くやっかいな記事に手を出してしまいました。 

タオルを投入したいところですが、今現在から、対立派閥の設定を記事に加え
「 タノ・ヨウインワ・メンドーサ 」 と戦っている事にしたので

ヤジは聞こえない振りをすることにしました。

ヽ(´ー`)ノ バンザーイ

ところで皆さんは知っていましたか? 一説だとトーナメントの裏では各治療団体関での
派閥争いが熾烈だとかで … この業界も景気が思わしくないのでしょうかね?

各流派が、メジャーの利権を狙って宣伝に一生懸命との噂が …

なんなら無所属の私であれば、いつでも大金さえ積んで頂けたら
すぐにも東洋医学寄りの記事にでも、スピリチャル好きな人への記事にでも

華麗に裏がえってみせるものですが

オファーがどこからもありません! … 来月の返済が心配です。  モフモフ(´ω`*)

さて、気をとりなおして、前回の図では 「 痛みの要因 」 が一つに限定していたが
複数箇所に 「 収縮痛 」 なり 「 伸張制限 」 が発生した場合は

どんな姿勢で現実逃避したら良いと思われますか?

通常は慢性化した筋収縮や凝りから「トリガーポイント」が形成される
そうですので、複数箇所にダメージが蓄積している事も珍しくありません。

むしろそういう傾向が多いはずですから、「 時間軸 」 で考えてみる必要も
あると思いますよね!

では、どんな姿勢変化になるでしょうか?

んっ? この話 … なんだか 「 歪み 」 に繋がってきませんでしょうか!

というのも先日、町で 「 ○○ の歪みを正せば … 」 という整体院?の
ノスタルジックなお客さんを釣る為の看板を見て、この前振りを思いつきましたが

まずは、腰痛っぽい患者さんの図です。

このままの姿勢で 「 かまへん! 」という、自由奔放な傾奇者はめったにいませんね!

できれば傾奇者のように自由奔放に生きてみたいですけど、なかには返済に
縛られながらも自由を見つけようとする私みたいな可哀想な人もいますし

身体というのは、「 ※ 頭部( 視線 )を水平にキープ 」するのがデフォルトです。

しかし! 痛みでそれがままならない状態ですね。なんて可哀相な …. 激しく同感です。

そして身体は 「 なんとかバランスをとろうと 」 順応しようとしますが

このままでは新たな借り入れが増えて、どこかに負荷がかかってきますね!
そう。。。無利息はもう望めない 「 代償 」 です。 

あー 可哀そう … ますます人事とは思えません。

又、頭部を水平に保ちたいのは 「 視覚に頼りがちな自然な要求 」 ですから
ひとつの基準として、こういう考え方もあるよと思って頂きたいのですが

今回は説明を端的にしていきます。 
 

本当は 「 小脳の働きや位置覚 」 まで解説をいれないと
「 タノ・ヨウインワ・メンドーサ 」 派から突っ込みを入れられます。

なのでこの先の展開を考えると、詳しく説明するのがメンドーサなのですが …
先程の図にダメージを重ねてみましょう!

この図は新たに、ソケイ部辺りに痛みがでてきちゃいましたという設定です! 
疼痛回避姿勢で過ごしていて、新たな代償としましょうか …

さてこの人、次はどんな姿勢になって 生活苦を持ちこたえるでしょう?

返済計画ではなく、自分の身体に同期させてイメージしてみると、連鎖する姿勢が
想像できませんかね?

「 この辺りに無理を抱えてそうだなー 」 とか
「 庇ってバランスを … 」 だとか

このような連鎖を 「 歪み 」 と、捉える事もできますし
 

「 負の連鎖が末代まで祟って、あなたを苦しめてマッスル! 」 

よかったら私が施術してさしあげましょうか? 
なんならお金を下さいと … 相手のウィークポイントを探ることもできてしまいますよね!
 

わたし思いますけど、なかば脅しのような 「 骨盤が歪んでマス 」ってのは
お客様をバカにした端的な表現です。
 

些か強引な話ではありますけど、「 順応しながら流転する身体の理 」 に
気付かなければ、歪みの均衡なんて修正できないでしょ!

形態の診断と施術はまた別のスキルですし、気付けばもっと治癒に役立てる事もできる。
どちらにせよ、身体の見立てとなり営業トークにもなります。

整形外科疾患などは尚更当てはめやすいのが 「 筋系連鎖 」 のメリットです。

先ほどの繰り返しになりますが、身体の見方には様々な考え方がありますから
一概には言えませんけど

鍼でも手技でも、今ある症状がどこに波及しそうだな? とか
今ある症状は過去に起こった要因からごにょごにょしているだとか

身体を読み解いて施術にあたるのは共通項でしょうし

教科書で覚える筋肉というのは、自分の身体に置き換えてアウトプット
できるように学習すると役に立ちますよ。

施術では、患者さんの姿勢に同期したつもりで

痛みや制限のある筋肉名が思い浮かべば、達人の技を見切るのだって簡単!

そこまでは保障できかねませんが、「 横着マスターへの道 」 は基礎に
あるのではないでしょうかね …
 


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