治療家目指すなら! まずは覚えたい筋マッピング

2019年10月17日

教科書でいくら覚えたって、漠然としか触れないのが骨や筋肉。

凝りをモミモミするにも、鍼を刺すにも筋の触察スキルは役立ちマッスル!

という訳で、特にトリガーポイントの理解や、手技の操作においては
的確に揉んだり、狙った筋へテンションを与えるのって、肝 ( キモ ) 

だったりしませんか?

役立つスキルは共有しよう!というのがUNITEのコンセプト。

三人寄れば文殊の知恵ではないですが、お互いにスキルアップして
個人の活動に反映したい。

今回は、おいらが勉強会を担当させて貰った。

  

とはいえ男ばっかりの UNITE ・・・。 しかも裸で筋を描き描きするだなんて …
やっぱり女性モデルにも触れておきたいという要望で、女性柔整師さんにも声をかけた。

また、晴れやか鍼灸整骨院さんでは、勤務されている先生ならスキルアップして
貰うのは大歓迎! という事で、I先生が参加。

  

当初は、鑑別診断と治療法の勉強会を 受講された方へのスキルアップと考えていたが
触診なら学生さんにも役立つと思って、整骨院ブログ を執筆中の学生Kさんもお誘い。

なんならプレセールも兼ねて、勉強会の宣伝! ・・・ グヘッ グヘッ!
「 興味ある学友さん誘ってね~ 」 と種まきをした。

しかし、学友さん達は場所が遠いからという理由で不参加。

・・・。

どこからモデルを大量に確保したいという企みが、リークされたのだろうか?
 

触診スキルの習得には、素晴らしい本がありますが、やっぱり誰かに教わらないと
身に付きません。

この本のイラストも描いている、磯貝 香 先生 の触察技術は素晴らしかったです。
体表解剖研究会 のセミナーで教えて頂いた。

理学療法士さんが主催する研究会という事もあり、おいらが参加させて貰った頃は
鍼灸師は完全なアウェー状態。 今はどうだかわかりません。

また、こちらに参加されている理学療法士さんは、若くても良く勉強されている。
そんな印象がありました。
 

鍼灸師が優れている所と言えば、鍼を刺すので筋の断層理解と立体認知だと
思うのですが、数ミリしか刺さないならそれも関係なし。

んでもって、UNITEではトリガーポイントと併せて検証しようという事で
資料を作ってみたのですが、参加者に本を紹介しようと思ったら絶版になってて高い!
 

今回は腕神経叢中心に、わかりやすい所から3回に分けて描き描きして行く事に。

  

骨格模型が無いので、骨指標の説明には Bonelab をプロジェクターで投射。

また腕神経叢まわりを立体的に把握するのに、参考となる動画です。

上腕骨頭のような解説者が、血管やら神経やらを詳細にエスコートしてくれます!

やっぱり共通言語として、骨指標や筋肉ってわかりやすい。

だって、みなさん!突然、「 dobar dan 」と、クロアチア語で
話しかけられたらどうします?

例えが変ですが、ツボの位置で説明したって柔道整復師さんには通じません。

下手したら鍼灸師同士でさえ、会話が成立しない事だってあります。

鍼灸師って一見同じ言語を扱っているようで、解釈がバラバラだからではないでしょうか?

これってプログラム言語ならバグだらけで、処理されないエラー。

ツボをこよなく愛しても、骨董品の収集なら眺めて楽しむのが一番ではないでしょうか?
 


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