「 百観音温泉 」 高温ならではのレアな効果
庶民の贅沢! お風呂ダーィ好き。
という訳で、温泉に行ってきました。
私、若い頃は「 遠くの温泉より、近くの銭湯! 」をフューチャーしたいと
下北沢近辺などで 「 東京バカ一代 」 という
意味不明のフリーペーパーを発行していた時期があり
内容は、謎の銭湯採点師 「 マーチン銭湯ジェームス 」が、助手の
「 かわかむり槍之助 」を供にストーリー仕立てで都内の銭湯を紹介する
「 湯の道 」という企画で、銭湯のミシュランを付けていたことがあった。
その時の、わたすのキャッチフレーズが 「 ビガーパンツを履いたドカタ 」。
あんまりですよね (ノД`)・゜・。
そんなオラも、今では温泉にも足が向かうようになりまして
随分セレブになったものです。 えっ? どこが?
… という訳で
今回は、埼玉屈指の自噴泉。 東鷲宮「 百観音温泉 」を散策!
高温風呂の知られざる効能! そして皆さん平日働いているのに
温泉に浸かっちゃってわーい♪ わーい♪ な、題して「 悦に浸ろー日帰りプラン!」
日光浴をしながら、温泉ジャグジーでブクブクなお話です。
「 百観音温泉 」は、源泉掛け流しは勿論のこと
露天に水風呂、サウナ・ジャグジーと設備は申し分ありません。
特筆すべきは、自噴する源泉温度。 57度!
※ 自噴 ( 汲み上げなくても勝手に沸いてくるってこと )
こうした熱いお風呂は最近ではなかなかお目にかかれませんね。
世の中「 ぬる湯 」世代が、ゆとってきたからでしょうか?
人生熱く生きようとすると、うっとおしがられる傾向もあるようですが
ここ地元の常連さん達は、こぞって熱い湯にぞっこん。 ♥
「 立ち湯 」 という深い岩風呂近辺に、マスタークラスの常連さんが陣取っていました。
あれっ、そういえば若い人をみかけなかったな?
だって、だって、平日ですもの。 うふふふ。
さっそく入湯!
かなり熱いです うー 熱い。 温度計は、44℃を越えるベンチマークを叩きだしていた!
。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
久しぶりの熱湯風呂。 … しかも常連さんの視線を感じながらの入浴
「 熱いぞー 入れるものなら入ってみー 」
常連さんの無言のプレッシャーもあって、ビギナーにはちょっと刺激が強すぎるかもしれません。
熱湯は草津温泉の 「 時間湯 」などが「 荒療治 」として有名ですけど
これも一種のショック療法です。
たまに体に激しい刺激を与えて、心身に揺さぶりをかけてあげると
自律神経系・免疫系にも活が入るのですよ!
専門的なことは良くわかりませんけど、一説では
「 ヒートショックプロテイン ( Heat Shock Protein )」が活性化するらしいですよ。
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なんだかユニクロで売られていそうなネーミングですが
庶民は「 ためしてガッテン 」で、理解する事にしましょう。
参照: 「 細胞を修理して強化してくれる魔法の物質 」より
要は、ストレスなどで傷ついたタンパク質構造がおかしくなった
細胞に対して、修復してもとの構造に戻してくれるタンパク質もあるってことで
この”修理パワー”を治療に活用しようってことらしい。
しかし、まー ぬる湯が安全とか、「 炭酸泉 」の効能が流行れば
炭酸で髪を洗う美容院 … おまけに熱い湯も本当は効果的?だったりと忙しい世の中です。
しかしどちらにせよ 「 冷えは万病の元 」 には違いありませんので
各々のコンディションにあわせ、バランス良く活用するのが賢い方法ですね。
但し、高温風呂に関しては、普段シャワーだけというバッチく汚い方や
お風呂に慣れていない人は 「 湯あたり 」をおこしやすいので
気をつけて下さいね。
おらも過去に、3回ほど銭湯で気絶したことがありますけど
湯の有効性に気がつくと湯治にはまって、カラダから思わぬ反動を食らう時期があります。
このへんは 「 活元運動の排泄反応期 」と重なるように感じますが
機会があれば追々触れたいと思います。
お風呂の環境って、体を温めてリラックスできますし
ジャグジーで筋肉を弛め尚かつ 「 重力負荷 」からも解放される数少ない場です。
超リラックス状態 への導入に最適で、自己治癒へのきっかけ作りにも
最良のシチュエーションと言えるでしょう。
この日は酔っぱらって転んで、膝を強打したという友人○君の
回復を期待しつつ、高温風呂を堪能するのが目的でした。
整形外科で、骨折は無いと診て頂いたそうですが
3週間経っても微妙な痛みで、まだプチびっこ状態です。 ( ̄▽ ̄)ノ_彡
” 修理パワー ” を引き出すべく何度も入浴しました。
さすがに44℃越えのアルカリ温泉となると、反り立つような熱さで
痛いような痺れるような … はたまた、時には冷たいような? 錯覚と
身体の 「 温度感覚受容器 」にめったに味わえない刺激 & 美人の湯で有名な
アルカリ温泉ならではの湯触りが体験できました。
ちょっとショッパイ味がしましたお。
「 百観音温泉 」 ★★★☆☆
泉質 : ナトリュム塩化物強塩温泉
湧出形態 : 堀削自噴泉
泉温出量 : 57度 1,000リットル/毎分
PH : 7.90 ( 弱アルカリ性 )
埼玉県久喜市 ホームページは こちら
帰りは幸手の「 風ある林整骨院 」さんに寄って、足先から腰までの
可動域を改善してもらおうと、施術を受けに行きました。
仕上げには インテック研究所 の「 ピソマⅡ 」と「 ハペシート 」を
貼ります。
2日後 … 痛みなく歩けるようになったと連絡があった。 わーい
温泉ソムリエっていうのがあるらしいですけど
その人の症状にあわせた泉質選び + 治療院の施術スタイルや特徴を
マッチングさせてオーガナイズするのもおもしろいかもしれませんね。
温泉に精通したご当地鍼灸師とか、治療に特化した温泉オーガナイザーとか …
これ、流行るんじゃなかろうか?
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