今回困ったのが、急性期の仙腸関節痛。
実際になったことがあるメンバーの経験談によれば
前後左右どんな姿勢になっても痛いとの事で、ベッドに寝るのも
ままならないそうだ。
AKAなど仙腸関節に対する手技は有名 ・・・ しかし
” 感覚 “ 的スキルは誰でも身につくものではない。
達人のスキルに憧れながらも、今自分達にできる範疇を見定めることが
現実的ではなかろうか?
どの世界にも達人と呼ばれる先生は居て、その先生の扱うテクニックが注目されるが
習った人が同じように扱えるかどうかは定かでない現状がある。
特に ” 感覚的 ” 手法となるとその傾向は益々強くなるのではないでしょうか?
気の世界なんかがそうかもしれません。
治療テクニック含めて、そういう憧れを抱く施術者は多いものですが
自己満足の世界に浸っているだけで、結果がともなわなければ患者さんからみたら意味がない。
” あの先生はすごい! 2秒で治した! “
そういう類の治療話ってたくさんあります。
かといって本人がそれと同じ位のことができなきゃ唯のファン?
なんて思ったりすることもあるのですが、本人が噂で満足するなら致し方ありませんね。
実際AKAをやっている整形外科なんかは腰痛を完治させるには2ヶ月必要と言う
所もありますし、学生時代に治療見学に行った所では施術と合わせて
なんの躊躇なく痛み止めの注射を打ってました。
しかし私達に注射は使えません。
そこでベッドに寝かせて調整するまで多少なりとも痛みが軽減できないかと
考え、ファーストチョイスでは立位での調整法を取り入れることにしました。

これには直接的には関係のない多裂筋などを刺激しながら屈伸させる事で
より強い刺激を与え、一時的に患部の痛みを抑制させるDNICというテクニック
を用います。
すごく簡単な調整なんですが、こんな一手間で随分と後の施術が楽に
なると思う。 後はベッドに寝かせてから可能な範囲で仙腸関節付近の
調整を加え、今度は呼吸とソフトな圧迫を利用して痛覚情報を抑制させる。
下降性抑制の誘導を利用したテクニックでなんとか慢性痛にならないよう
一時的に対処するしか急性期に対しては方法が思いつきませんでした。
現状でできることに目を向けるのも必要だと思います。

そして施術の仕上げには如何に負担の掛からないようベッドから起こすかも課題でした。
ここは介護系の技術を採用。
実際、急性期の仙腸関節疾患って、皆さんどうやって施術しているんだろうか・・・
後半は股関節に対するアプローチ。
こちらは満足のいくものができました。
股関節に連結する筋を緩めて関連痛・可動域の改善・血流の増加を促進すれば
様々な股関節の症状にアプローチすることが可能です。
毎回ミーティングでは各疾患を掘下げることになり、今回も充実した内容になった。
まず診断に基づいた施術をきちっと行えることが我々凡人に行える
最良の方法だと思えるこの頃です。
手技開発ミーティング ⑤




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心陽暴脱






