行き詰る国民健康保険

2022年10月19日

2006年度の療養費が明らかに。
療養費の年次統計を厚生省が発表

記事に取り上げてから、もうけっこう古い情報となりますが

鍼灸207億円、マッサージ288億円、柔整3212億円

あっとうてきに柔道整復師さんによる保険の請求が多い。

平成18年 (2006年) 度のはり・きゅうの療養費は前年比28億円
(15.6%) 伸びて、初めて200億円を突破し207億円に達した。
マッサージは42億円 (17.1%) 増の288億円となったそうです。

一方、柔道整復は114億円 (3.7%) 増えて3212億円だった。

3.7%って増えてなさそうだけど、114億円増えてますから!
昔から、柔道整復師 ( 接骨院 ) の不正請求が何度も取り立たされているが
この圧倒的シェアをみてみると納得がいきます。

もはや不正請求をしないで、接骨院の営業していくことが
難しいのではないか? そんな風にさえ思ってしまう現状 … 。

但し、これはこの業界に限って良く批判される数字で、医療という枠組みからみれば
数%にも満たない数字でしょうね。

以外だったのは、鍼灸の分野で保険の使用が増えていること。
こんな事ってあるんでしょうか?

鍼灸は、医師から同意書を貰うのも面倒で、かつ患者さんも保険で鍼灸治療を
受けている間は他の治療が受けられないなど
何かと規制が多い。
鍼灸院単独なら、あまり保険治療を望まないと思うのだが ・・・
うーん。 何か仕掛けでもあるのでしょうか ・・・

さて、国民健康保険。
柔道整復師さんは今後どのようになるとお考えですか?

『 やばい 』『 やばそう 』と声は聞こえてくるものの、どのような対策がある!
こうすれば大丈夫という話はあまり聞いたことがありません。

業界はどんなこと言っているのでしょうか?
専門学校はどういう解釈なのでしょうか?

実際、日本の経済が落ち込んでいる現状にどのような対策があるか?
そして崩壊したらどうします?

NHKスペシャルで放送された番組です。
『 行き詰る国民健康保険 』

動画はまーた削除されちゃったね。

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