こんな感じで東洋医学には、脈診・舌診など独特な診断手法があります。
特に脈診は東洋医学の診察での代名詞のように扱われることもある。
脈経という古典には様々な脈象と症状が記載され、これに習って
診断治療するとされていますが、会得するのは大変で
一昔前までは、 “ 脈診十年 ” なんて言葉がありました。
確かにスクリーニングの一環として参考になると思います。
ただこれは私個人の経験則ですが、脈診だけで症状を決めるのは無理だと思う。
何故なら ” 脈診 “ で名人と呼ばれる先生が複数で1人の患者さんに
” 脈診 “ だけ行うと、違った証 ( 結果 ) を導きだすこともあるとされ、そんな
「 答えの見えないもの 」 をやみくもな時間を使って習得する根拠が感じれない
というのがおいらの言いぶん・・・。
クレーム覚悟で書いてみる。
特に東洋医学を志してる学生さんには知っておいて貰いたいと思いますが
” 脈診 “ にしろ他の ” 治療法 ” にしろ、どういう経緯でその治療法が確立されたか
歴史を調べるのが賢い方法だと思います。
なんせ色んな流派があって、どれを学んで良いかおいらは迷いました。
脈診の場合、当時の医者は 「 王族や貴族の体 」 を裸にしたり、触る事は
そうそう許されませんでした。 そういう経緯の上に ” 脈診 “ の必要性があった訳です。
勿論こうした技術を習得できるに越したことは無いですが、現代において
此処に固執する理由が見つかりません・・・。
そんな最中、Konest というサイトで面白い記事をみつけたので紹介。
韓方医学 (東洋医学) の科学化を試みている記事で、現代科学で作った診断機器が
韓方医に代わって診断できるように構想を現実化しているとの事。
[ 韓方医学研究院、臨床結果データベース化で誤診を減らす ]

脈を測るロボットが登場 1|経済|韓国ソウル|ニュース|「コネスト」
今までの臨床結果と韓方医たちの経験をデータベース化し ロボットが脈を測るほか
舌に生えた舌苔の種類も正確にさせようというものだ。
ロボット検脈は脈の太さと強弱を同時に測る。脈が走る部分を自ら正確に探して測り
臨床で診られる28種類脈のうち10種類までロボット検脈器が診察できるそうです。
その正確性はなんと韓方医より正確とのこと・・
目的は韓方医の感覚の差から起こる誤診を最小化した東洋医学の科学化。
賛否両論あるでしょうが、日本でもやるべき取り組みだと思います。
古きに固執することが伝統ではありません。
新しい事を取り入れ進化させ、次世代に継承すべきものと認められたときこそ
伝統として受け継がれていくのでしょうから。
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