野菜作りと肥料 … 残留硝酸塩に関しての備忘録

最近は、農薬の問題だけではなく「化学肥料」の使用状況にも要注意!


化学肥料栽培の『超危険な野菜』

発ガン性も危惧される危険な「残留硝酸塩」の有害性とは?



なんて事も騒がれているそうで・・・ 中森明菜さんの「少女A」の歌詞には

♪ 早熟なのはしかたないけど、似たようなこと誰でもしているのよ ♪

というフレーズがありましたけど、植物の栄養素である硝酸態窒素に含まれる硝酸塩は
唾液と反応して亜硝酸塩(ニトロソアミン)へと変化するので有害だ!

との事でして、もしや? 化成肥料を使わない有機栽培でも 未熟な堆肥を与えすぎたら
同じ事では・・・と、気になった事を菜園’s (サイエンス)ビギナーが陥りやすい

早熟堆肥が及ぼす影響と「残留硝酸塩」に関して調べてみた事 & 備忘録となります。


♪ 野菜のこと 知らなすぎるのあなた… ♪

という訳で、さっそく … 。



野菜作りを始めるようになって、まず自分がわからなかったのが

肥料 」や「 堆肥 」の事でした。

今回はそれら肥料が、どう影響を及ぼしているのかが? テーマで、安全な食材を食べる
又その為の知識を得るには、生産者サイドに立ってみるとより一層わかってくるような

気もしていましたが、私自身「有機栽培」についての定義は
未だに良くわかっていなかったりしますし、調べると意外と曖昧な部分というか

矛盾を感じる部分もあります。

今回はその辺りには触れませんけど、漠然と農薬は使わないで
「有機栽培」で育ててみたい! と、思っている方もいると思いますし

ワタシのように、♪ 特別じゃないどこにでもいるわ ♪ な
菜園「 ビギナーA 」さん目線で調べてみた事のシェアとなりますで、あしからず。



まず最初ですが、菜園ビギナーが理解しなくてはならない事に

植物の成長に関わっている「 窒素 N、リン酸 P、カリウム K 」の三要素と
これらを含む肥料の種類と成分、そして、どのように植物の成長に関わっているか? がある。 


「 肥料の種類や三要素の成分、効果まとめ!」



次に今回のテーマである、冒頭で紹介した化学肥料による「 残留硝酸塩 」の有害性となりますが

この問題は有機栽培において、「土作り」や「肥料作り」とも関係してくる処でして
それには、「 窒素過剰 」 や「 窒素飢餓 」などの事を理解しておく必要があります。


えっ? 有機栽培は安全じゃないの?


そう思われた方は勘の良い方で、有機栽培と言えど安全とは言い切れないというのが
オイラも気になったポイントでした。


これは人間の健康にも言える事ですけど、栄養の摂りすぎも
野菜の生育や、菜調?(体調)に影響してくる事は当たり前で

よく陥りがちなのが、肥料を与え過ぎでメタボ野菜になってしまい
且、土壌が「 窒素過剰 」 となっている場合です。

虫は、その栄養素を目当てに野菜に寄ってきますし
生産者は「 虫が寄ってくる野菜は美味しい! 」と思っていても

野菜にとっては病気の原因になりうる「菌」が好むような土壌環境になってしまっている
ミステイクで、過保護故に野菜が育たない環境を与えてしまった場合です。

このような場合、硝酸態窒素の濃度が濃くなる可能性もあるだろうなと・・・


また逆に、オイラの様なビンボー生産者の場合

「 肥料なんぞ悠長に与れない 」! 否、厳しい生存競争に勝ち抜いてこそ
強い野菜が育つだろう!なんて思いがちなのですが

そのようなスーパー野菜を育てるには、調和のとれた「土壌環境」を
作り上げる必要があって、無学が只の放任栽培をしても

それは「育菜放棄」となってしまう場合が多く、これはスパルタ栽培とも
ちょっと違ったニュアンスとなる。


人間はけっこーな歳月をかけて、野菜を食べられるように品種改良を重ねてきていますので
元来の「野生野菜」が美味しいか? は、ちょっと疑問ですし

そもそも野菜だって食われる事は想定なく、生を享けたはずですからね・・・。


それでも、弱肉強食の「レッドショルダー野菜」を栽培しようとなれば
並々ならぬ試行錯誤や多くの犠牲が必要となるでしょうし

ペールゼン閣下のような変態性が必須です。




そして、尊い犠牲の上に「効率性」と「利便性」が追求されて
作り出されたのが、PS(パーフェクトソルジャー)の様な

野菜の栽培方法でしょうし、これは例えると「化学肥料」に頼った
「近代農業」「慣行農法」とも言えます。


一方、奇跡的に何も手を加えずとも最強である「異能生存体」の様な
キリコキュービー野菜を作り出そうというのが、自然農法家のこれまたひとつの

目標なのかとも思えるし、自然と調和のとれた「ユニーク野菜」へと行き着く
栽培方法が、「自然農法」なのかもしれませんね。


近代農法の弊害は、利便性・効率性を追求した結果



化学肥料・農薬の多投入 → 虫が寄ってくる・土が痩せる(土壌汚染・環境悪化)
→ 作物が痩せる → 更なる化学肥料・農薬の多投入



という∞ループによって、行き着く先は「砂漠化」なのだそうで
こうした負のスパイラルは、人間の病気に対してのお薬の弊害といった

医原病」との関係にも良く似ています。





また一見、化学肥料や農薬に頼らず家畜の糞尿や雑草から作った
堆肥などの動植物質( =有機 )肥料で ” 安全 ” に野菜を育てたいと思っていても

オーガニック( =有機の )故に、未熟な堆肥(有機物)を施せば
微生物の働き具合によっては、「 窒素過多・飢餓 」等の問題も起こってきますし


何故なら、肥料は植物に吸収されやすい形( 無機物 )にする必要があるので
有機物を微生物に分解して貰わないといけないからです。


このあたりが「残留硝酸塩」の有害性を理解するのに、えらくメンドクサイところだったのですが


有機栽培は、肥料や堆肥がアンモニア成分 → 土壌微生物が分解 → 硝酸態窒素へと変化し
植物に吸収されるので、有機物が無機物に変換される必要があるという事で

その役割は「微生物」が担っているという事です。




これについては松本自然農園さんの説明がわかりやすかった!


そして、冒頭の「 硝酸態窒素の弊害 」ですが、仮に化学肥料を使わない
有機栽培であっても同じような危険を伴う事もあるのでは?って事が、悶々とするポイントでして



有機物リサイクル。(未熟堆肥の弊害)



安易な循環型有機農業は危険 畑を廃棄物処理場にしている。


「 硝酸態窒素の弊害 」は、ブルーベイビー症候群が有名事例として
ネットではとりあげられている事が多いのですけど


体内に窒息状態をつくりだすメトヘモグロビン血症

これは、子育て中のママさんでしたら気になってしまいますね。


但し、良く調べてみると乳児のブルーベビー症候群は、細菌の多く含まれた地下水が原因であって
硝酸態窒素そのものよりも地下水の衛生に気をつけるべきであり、調理や加工から時間がたって
細菌が増えた状態になると硝酸還元菌も増え、亜硝酸が増えることにより危険が増すというし

発がん性についても多くの研究があるが、その因果関係は認められてはいないらしい。

作物体中の硝酸態窒素を減らすために何が必要か


このように、対極的な情報が溢れるのが今のネット世界だと思うが、一部だけをピックアップして
記事を作っていたりすると、結果的には自サイトの販売などにミスリードしたと思えるような

健康情報サイトが多く、問題提起されている内用を知るきっかけには良いが
鵜呑みにするのは浅はかで、オイラの場合は自分が食うものが安全か? 

試行錯誤を繰り返しながら、美味しい野菜を作れるようになりたいなと
今回は残留硝酸塩についての備忘録でした。


そして案の定ミスリードですけど、世田谷区東北沢の子供服屋さん MoonChipTrip さんに
収穫できたお野菜を届けさせて貰いました。

もちろん化成肥料不使用ですし、喜んで頂けたら幸いです。

MoonChipFarm
moonchiptrip 野菜 moonchiptrip 野菜

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