もしも鍼灸師さんが、畑の環境を「健康」にしてくれ!と依頼されたら

畑の拡張と土入れ

増設中の畑(第2セクター)を冬に向けて模様替え中

今年の夏は台風でヘチマ(ナーベラー)が倒壊してしまった…

台風で倒壊したナーベラー

まだ収穫できていたのですが、11月には玉葱を植え付けたいので
名残惜しみながら片付け、もったいないのでヘチマ水を採ってみました。

ヘチマ水とってみた
ヘチマ水

ヘチマ水は化粧水にもなるらしく、女子には価値のある事みたいで
ここの畑は無化学肥料・農薬不使用ですから完全オーガニック!

となれば、女子もこの時ばかりはせっせと作業に精を出し、ヘチマ水の搾取。(笑


本当に農薬不使用の畑で出来たへちま水です。

本当に農薬不使用の畑で出来たへちま水です。
自分で栽培した作物が、女子に喜んで貰えると嬉しいものですね!
そして、無駄のない活用方法を知ったり試したりできるのもまた楽しい。


style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-6490486945183123"
data-ad-slot="5963038597"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true">


暫くの間、僕のテンションは上がっていましたので重労働な領土拡大に勤しみだした。

以前、掘り返した粘土を盛って作った第2セクターの外周壁を切り崩し
畑の中で伸びてしまった葦を掘って取り除き、外壁を畦波プレートで覆って

外部からの葦の侵入を防ぎつつ、広くなったスペースに土を足して埋め戻す作業です。(汗

葦をとりのぞく

葦は少しでも残っていると、いくらでも再生してくるので「やっかい者扱い」です!

どうしてやっかいなのかと言うと、土に被せるマルチ・作物にかけたネットすら突き破って
成長してくるので、そりゃもうラウンドアップ(枯葉剤)を使いたくなる位逞しい!


僕が天敵とみなすようになった葦ですが、実は土壌の水質を綺麗に保つ働きもあるらしく

葦は、河川や湖沼の湿地帯に分布していて水田なんかでは過剰となった水中の「窒素」や「リン」を
養分として吸い取ってくれるので、水を綺麗にしている働きもあると考えられているそうなのです。


開墾を続けていく上で、葦を取り除く手間をとるか or 楽を選ぶかですが
 

人間(僕)にとって都合良く、且、東洋医学的な解釈をしてみるならば

脾(土)腎(水)の、運化・排泄(浄化)作用と言われるように、又
解剖生理学的に言えばリンパ管や静脈のような役目として
葦は土壌の適度な水分量、養分量の調節に役立っているとも思えます。

その葦も必死で地上部に茎葉を伸ばし、光合成をおこなっており大気をとりこんで
地下に根を伸ばしていきます。 

そう考えると、肺(金)の昇発作用や通調水道作用など 


総じて植物の成長に関わる事象において、東洋医学ではシステムの中心に
何故?脾(土)を据えたのか?



農作業をやってみると理屈抜きに実感しやすく思える部分もあり、東洋医学者なら
尚更理解しやすいのではと思った。


style="display:block; text-align:center;"
data-ad-layout="in-article"
data-ad-format="fluid"
data-ad-client="ca-pub-6490486945183123"
data-ad-slot="9963288578">



ここでちょっと話が脱線しますけど、特に日本での鍼灸師さんは「経絡やつぼ」に
固執せざるを得ない状態で東洋医学を学んでいく訳ですけど


例えば鍼灸師さんが、畑の環境を「健康」にしてくれ!と
依頼されたら



皆さんどうするでしょうか?
畑のどこかに、鍼・灸をするという鍼灸師さんはあまりイナイと思います。


ではどうするのでしょうか?


僕のところの畑でしたら、根がはりすぎた葦を取り除く場合を例にすれば
排水性を確保するのに籾殻くん炭をすきこみ、同時に作物に良く働く土壌中の菌の棲家を

増やす狙いで 作物が健康に育つ工夫を考え、なにかを取り除いたり足したりしています。


そしてあとは自然に任せるというか、環境変化にさらされてどのように調和してくるかが
結果であって、この流れは施術にも当てはまる事だと思います。


つまりどんな状態(土壌環境・生物環境含む)が、畑にとって健康なのか?
調和のとれたシステムの理解ありきで、ですから、いくらツボや経絡に精通しようが

東洋医学というシステム」を理解していない間は、経絡上のどこかのつぼ(穴)に
フィーチャーしたって、何がどう変化するか? 本末転倒になってしまいます。


また、消費者にあわせただけの何も感じない(変化のない)施術は、結果的に
目的も果たせませんのでナンセンスです。
 

鍼灸師さんの学生時代には、東洋医学概論(システム)の重要性よりも
どちらかといえば、ツボや経絡を覚える事に必死な状態で過ごすであろうし

その段階の鍼灸師さんが、東洋医学的な手段(治療)としてツボ(穴)や経絡を駆使し
その裏にある生命の理(システム)に都合よく変化を与えられるか?というのも酷な話です。 


医食同源 … どちらにせよ本来、東洋医学(漢方医学)は、湯液(漢方薬)と鍼灸が
その両輪だったはずで、残念ながら日本の鍼灸師資格制度では漢方薬は処方できませんし

栽培などに関わる機会も少ないでしょうから、制度に難があるのでしょうね。

話がそれてしまいましたが、土作りや土壌改良などの農作業をしてみると
あたりまえなのですが東洋医学の要素や理屈もスッと腑に落ちると思える事も多くなってきました。


畑の拡張

畑の事も東洋医学の勉強もちょっとづつ進歩を感じれるようになりたいと改めて思うこの頃。
時間が欲しいナ …

Pocket

The following two tabs change content below.

masa @ UNITElabo

acupuncture,designUNITE
ゾンビが好きな末端鍼灸師。 twitter ,google+ も宜しく! RSS配信 はこちら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です